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バズる記事を書く方法

 あなたはバズるブログ記事を書いたことはあるでしょうか?


 私は自慢する訳ではありませんが、一応あります。


 ちなみに、バズるというのは、ネット上でたくさんの人に拡散されることを言います。蛇足だと思いますが、私の両親や祖父母なんかは分からない言葉なので念のため。


 バズるの基準をどこにとるかにもよりますが、現在私のブログ記事はだいたい500回前後しか読まれていません。そして、それで毎月安定して100万円前後売り上げているので、それで個人が自由な生活をする分には何の問題もありません。


 私を含むほとんどの人間はいわゆる一般人です。チンパンジーではありません。一般人です。


 要するに、テレビに出たことがなく、出たとしても数回であり、新聞に載ったこともなく、載ったことがあったとしても数回であり、世間の99.99%から存在すら知られていない人間です。


 そんな人間からすれば、記事を書くたびに500回前後読まれるだけで、飯を食うには充分すぎるくらい充分です。


 そんな私のブログですが、最高で5000回読まれたことがあります。これは広告宣伝費をかけずにです。また、昨日公開した記事がツイッターでバズっており、48時間で3500回読まれています。


 メタベース(フェイスブックとインスタグラム)に広告宣伝費をかけると1クリック30円前後はかかりますので、これは15万円から10万円くらいの価値があることになります。いかがでしょうか?


 大企業からすれば、スズメの涙かもしれませんが、個人にとってはなかなか大きな金額ではないでしょうか。


 また、これも重要なのですが、広告宣伝費をかけずにバズった記事に広告宣伝費をかけると更にバズる可能性が高いのです。つまり、どの記事に広告宣伝費をかけるのかという一つの指標にもなるのです。


 さて、そんな話はさておき、今回はどうすればバズるのかという話です。これはオンラインマーケティングをする上で、非常に重要なので心して覚えて頂きたい内容です。ブログと書いていますが、ブログではなくユーチューブでも同じです。


 それでは、お伝えします。


 バズるブログやユーチューブの作成の仕方、それは運を天に任せることです。


 読み間違いではありません。運を天に任せることです。


 私は普段長距離走、マラソンが速くなりたい方の為の様々な情報を発信し続けています。そして、もう5年が経ちました。その5年間の中で、色々な情報を出しました。


 これは絶対に重要だ、知っておいた方が良いというものもあれば、これはプロの目から見れば大したことではないけれど、興味がある人は多いテーマ(需要のあるテーマ)というものまで色々と書いてきました。


 色々と書いてきたのですが、バズるのはいつも突然です。いつも同じように丁寧に書いています。いつも同じように丁寧に書いているのですが、一定の割合でいつも急にバズるんです。正直、バズった記事だけ力を書いていたということは全然なく、どれも同じ気持ちと丁寧さで書いています。


 ここまでの内容で、もしかするとあなたは「何が良くて何が悪いかは読者が決めることだから、お前がそう思ってなくてもやっぱりバズった記事は良い記事なんだ」と思われるかもしれません。


 小説とか映画であれば、実際にそうだと思います。小説とか映画は娯楽を目的として、人の心を動かし、多くの人がまた読みたい、また観たいと思う小説が良い小説であり、良い映画です。


 でも、専門家として発信する情報はそうではありません。


 あくまでも、より多くの知識と経験を持っているのはこちらの方なので、何が役立ち、何が役立たないかはこちらの方がよく分かっているはずです。人間なので完ぺきではありませんが、確率の問題として自分の方が正しい確率は高いのです。


 そうでなければ、そもそも私の記事を読む意味がないではないですか。


 専門家として発信する情報は、寧ろ情報の受け手に媚びを売るような形で情報発信してはいけないのです。誰が何と言おうと、時には自分が不利益を被ったとしても、正しいものは正しいと言えるのが、専門家です。


 ですから、バズるかバズらないかはある意味では神頼みです。


 ですが、確実にバズらせる方法もやっぱりあります。それは自分の自信作を書き続けることです。どこでバズるかはこちらからは予想できませんが、一定の割合でバズるのです。ということは、自分の自信作を書き続ければどこかでは必ずバズるのです。


 では、何でも良いから書き続ければいつかはバズるのでしょうか?


 これも違います。バズるにはいくつかの条件があります。


 一つ目は分量がある程度しっかりとしているということです。確かに、ツイッターとかであれば、短文でバズらせることも出来るのですが、ここで重要なのは宣伝は目的ではなく、手段であるということです。


 例えば、政治家さんであれば、とにかく多くの人に顔と名前を覚えてもらう必要があります。また、自分自身の政策が対象とする人々の中で最も知的水準の低い者に合わせてスローガンのように連呼する必要があります。


 最近私が思いつくのは、といっても当時まだ小学校1年生でしたが、小泉首相が「抵抗勢力をぶっつぶせ」とか「郵政民営化」とかひたすら連呼していたのが非常に印象的でした。


小学校1年生と言えば、まだ「アイムソーリー、ヒゲソーリー、小泉総理、ヒゲソーリー」とか言っていた時代ですが、そんな自分でも印象には残るくらい連呼されていました。


 また、「アベ政治を許すな」という紙を持っている人が至る所にいたり、SNSにその写真を公開している人がいましたが、あれもよく見ると字体が一緒なんですよね。要するに、誰かが明確な目的を持って、その紙を配布しているということです。


 どのくらいの枚数が配布されたのか想像もつきませんが、かなりの印刷代で、個人で出来るような規模ではないです。それをネット上に展開するなら、同じ字体のものを写真で投稿して、広告宣伝費をかけて、何人もの人が拡散してくれればバズります。


 ただ、このやり方って商売では通用しないんです。


 その理由は単純で、選挙の投票はタダだからです。販売する商品が無料の商品なのです。その代わり、多くの人に投票してもらわないと国会議員にはなれません。ですから、短文で分かりやすい政策を連呼し、自分の顔と名前を覚えてもらうことが有効な戦略になります。


 ユーチューバーなどが時折やっている炎上商法も同様です。炎上するような内容を情報発信すると、賛成派も反対派もそれに対して意見を述べます。


 そうすると、拡散します。ユーチューバーなんかも商品を購入してもらうまでの信頼度も必要ではなく、とにかく興味を持ってみてもらえればそれで良いので、それも無しではないかもしれません。


 ただ、長期にわたって商品を購入してもらおうと思うと、信頼に足る情報を発信しないといけません。その路線でバズらせようと思うと主張の根拠がしっかりとしていないといけません。必然的に、分量はある程度長くなります。


 昨日私が公開して、バズったブログのテーマは「総走行距離を増やすメリット」です。要は、練習量を増やすことの重要性です。このブログには総走行距離増やすと言っても、どのくらいまで増やせば良いのか、またそれは何故なのかということが様々な観点から述べられています。そうすると、必然的にある程度の分量になります。


 よく分かりやすい記事が人気が出ると言いますが、それは嘘です。確かに、読み手に伝わりやすい文章を心がけることは大切で、そういう意味では分かりやすい記事を書くことは大切です。


 ですが、大抵の場合、分かりやすい文章とはただ単に短くまとめた文章であることが多いです。必然的に論証過程がすっ飛ばされることになってしまいます。


 二つ目は、ここまでの内容から見えてきたと思いますが、論理的である、学術的である、レポート形式であるということです。


 逆の言い方をすると、私の感想文ではいけないということです。私はこう思った、私はこう思っている、最近こういう考え方が流行っているというのでは全然ダメであるということです。


 バズるということは、そこに議論が生まれる余地があるということです。あるいは、役立つから他の人にも是非読んで欲しいと思うからです。その為には、その文章そのものが論理的でなければいけません。


 論理的であるというのは、AならばBであり、BならばCであり、CならばDである。したがって、結論としてはEであるという論証過程がきちんと作られているということです。ここで誤解をしてはいけないのは、論理的であるから正しい訳ではないということです。


 ただ、きちんと根拠を示しておけば、文中で私がAならばと書いているが、そのAならばという前提がそもそも間違っているとか、AならばBであると書いているが、それは論理が飛躍しているなどと反論の余地が生まれます。そこに議論と発展が生まれます。


 そして、当然私もそうなるのが嫌なので、何度も何度も自分の論理で合っているか、どこかにほころびがないかと考えます。そうすることで、人を納得させ、行動させるだけの力が生まれます。


 つまり、先ほどの「総走行距離を増やすメリット」というブログを読んだ人が実際に練習量を増やして、結果を出すという好結果が生まれるのです。


 三つ目の内容もここまでですでに出てきてしまいましたが、相手にとって役立つ内容を発信することです。相手にとって役立つ内容を発信すると、「自分にとっては役立つから他の人にも教えてあげたい」ということで、拡散する人が出てきます。


 実際には、自分にとって役立ったからと言って他の人にも拡散するかと言うとそうとも限らないですが、何故か偶然が重なって一気に拡散、拡散と広まっていくことが一定の割合で起こるんです。


 そして、四つ目の要素は繰り返しになりますが、上記3つの要素を満たす情報を発信し続けることです。そうすると、一定の割合でどこかでバズります。バズるとまた、それで箔がついたりもするので、更なる読者の獲得や視聴者獲得に繋がることも多々あります。こうして、徐々に徐々にその数が増えていくことになります。


 これは私の実感ですが、時間はかかっても良いから、ブレずに信念ひとつ定めて情報発信をする方が、人は定着します。確かに、流行を追いかけるというのも一つの手法なのだと思います。その時、流行になっている話題にのっかるのも一つでしょう。


 ただ、そのやり方では軸がないので、バズったとしても視聴者さんや読者さんが定着するかと言うとそうでもないんですね。あくまでも、自分の軸を一に定めて、情報発信をしていく中で、一定の割合でバズるのが手助けになるというのが正しい位置づけだと思います。


 という訳で、バズる記事を書く方法は確かに存在するのですが、それが最終的に自分の望むものを手に入れるのに有効な手段になっているかどうかは、また別の話なので、上記4つの要素を踏まえて機が来るのを待つのをおススメいたします。


 ちなみに、今回バズった「総走行距離を増やすメリット」はこちらからお読みいただけます。一つの参考にして頂けますと幸いです。


 最後に、これから起業したい方やオンラインビジネスを副業として始めたい方におススメです。超アナログ人間でスマホさえ持っていなかった私が、初心者から月に100万円前後安定的にインターネットで稼げるようになるまでの軌跡を詳細に解説した拙著『情熱を金に変えろ』(3000円)の原稿データを現在PDFファイルで無料プレゼントしています。


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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役 池上秀志

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 2017年9月からブログを書き始め、サイトの収益化に苦戦する。サイトを立ち上げてから初めの約2年半はほぼ無収入。ウォールストリートで年に50億円稼いでいたセールスの天才ジョルダン・ベルフォートより直線説得法を学び、初めての月間20万円、30万円、40万円、50万円と記録を更新し続け、3回目の緊急事態中に自宅から一歩も出ずに月100万円を達成。

 

 現在はブログやユーチューブなどの無料コンテンツの利用者は月間10万人、オンラインと電話だけで、対面営業無しで年間数百人の新規顧客を開拓し続ける。好きなことを仕事にしたい人や顧客獲得に悩む経営者の悩みを解決し、サポートしています。

​ ジョルダン・ベルフォートの直線説得法認定コースを2021年4月2日に修了する。

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