努力の仕方が間違っている男の末路
- 池上秀志
- 3 分前
- 読了時間: 10分
「夢を努力で現実に」
これは私の好きな言葉の一つであります。夢というまだ実現されていない理想が胸の中でしっかりと燃えながらも、一方ではそれを現実にするという要素があるので、少なくとも夢の実現のために今日何をすべきであるかくらいは分かっておかなければなりません。
ただの現状維持でもないけれど、寝ている間に見るあの夢でもない、そんな言葉です。
ここで重要になってくるのは、夢を実現させるための手法です。つまり、一言で努力というけれど、努力の仕方には色々ある訳です。ここで努力のやり方を間違えてしまうと結果にはつながりません。
本日は努力の仕方を間違えるとどうなるのかというその典型例みたいな男をたまたま月曜から夜更かしというテレビ番組の切り抜き動画がユーチューブにあがっていたので、それを紹介させて頂くとともに、起業における正しい努力の仕方をお伝えさせて頂きます。
先ず初めに、私が目にしたその男の生態というものを紹介させて頂きましょう。
その男は22歳から13年間ずっと池袋でナンパを繰り返しているそうです。でも、ずっと上手くいかず、まだ一度も彼女が出来たことがないそうです。素面では声をかけられないので、お酒を飲んである程度酔っぱらった状態で声をかけていき、そのお酒代の所為で借金も数十万円あるそうです。
ただ単にイタイ男と切り捨てるのは簡単ですが、どこに問題があるのか、もう少し分析すべきです。形だけ見れば、ナンパが上手くいっていないんだから、ナンパのやり方が悪いんじゃないか、今時ユーチューブでナンパの勉強も出来るし、ナンパの講習会もある、そういったもので勉強すれば良いのではないかという考え方もあるでしょう。
先ず、これに対する私の考え方をお伝えさせて頂きますと、それもその通りだと思います。要するに、金と時間と労力の使い方を間違えているのです。酒にお金を使う前に、あるいは実際に池袋に出てきて、女の子に声をかける前に、ナンパの勉強に時間と金を使え、これが先ず第一に思うことです。
これは営業で言えば、実際に電話をかけたり、訪問販売をする前に営業の勉強をしろというのと同じことなんです。時間とお金と体力が有限である中で、より有効な活動に時間とお金と体力を使え、これが大原則です。
そして、ここまではだいたいの人が理解できることです。ナンパが上手くいっていないんだから、ナンパの勉強をしろ、営業が上手くいかないのであれば、営業の勉強をしろ、ここまでは多くの人がたどり着く答えですし、それは間違っていないことなので、是非実践してください。
少なくとも、何もやらない人よりははるかにマシです。酒も飲まないと声すらかけられない状態でナンパをやるよりは、自信を持って話せるまで練習してから戦場に赴く方がよほどマシです。
ただ、私はさらにそれよりも手前から考えた方が成果は挙がりやすいと思っています。
どういうことか?
そもそも論ですが、勉強が出来て、スポーツで実績があって、お金を持っていて、細マッチョであれば、ナンパなんかする必要ありません。向こうから声をかけて来てくれますから、向こうから声をかけてくれた人の中から良さそうな人とお付き合いしてみれば良いのです。
つまり、街に出て、酒を飲んで、女の子に声をかける、その時間と金と労力を自己の成長に使えば、結果はもっと簡単に早く出るということです。
これは起業においても同じことなんです。
確かに、営業の知識と技術と経験はめちゃくちゃ大事です。めちゃくちゃ大事ではありますが、その一歩前として品質、価格、自分の商品に対する知識、市場に対する知識(見込み客の情報収集)、競合他者の情報収集、こういったものを身に着けること、要するに、自分を磨くということが先ず第一に来るべきなんです。
私が多くの方を見ていて感ずることですが、結局人間最後は自信がものを言います。この自信がない人に技術だけ教えてもあまりうまくいきません。そして、私はこの自信のことを根源的な自信と呼んでいます。生きていく上での根本の自信だからです。
私がこのように言えば、多くの人が外見を整えようとします。髪型を整え、高級スーツや腕時計、高級車があれば、自分も変われるのにと考えます。
それらも悪いことではないです。まずは格好から入ることも大事です。
でも、私が根源的な自信と呼ぶものはこういったものでは身につけられません。根源的な自信とは自分の力で困難を乗り越えることで身に着くものなのです。何でも良いから自分の力で困難を乗り越えた人は、自信を持って仕事に取り組める、これは紛れもない事実です。
ここで先程の池袋に進出した男性との比較で考えてみてみましょう。
おそらく、決断は非常に小さなところから出発しているんです。
体を鍛えるのも、頭が良くなるのも、お金を稼ぐのも時間がかかります。どれだけ努力したって、明日明後日に自分が大きく変わる訳ではありません。だから、手っ取り早く街に出て、女の子に声をかけた方が早い、こう考えるのも理解できます。
ただ、問題はその選択は通常は一回限りのものではないということです。今日一日だけなら良いかもしれないけれど、その一回も次の一回も、その次の一回も同じ選択を取り続け、気づいたら13年も経っていた、そういうものなのです。
逆の考えをしてみてください。
とりあえず、手っ取り早くジムにいって筋トレして、細マッチョになってからナンパしようと思って、今日も明日もその次の日もジムに通って筋トレをする、それをたった3年で良いから繰り返したら、一体体はどれほど変わることやら。
そして、体が変わる頃には精神の方も変わっております。根源的な自信、つまりは苦しい練習を自分の意志で乗り越えたという自信がついています。そうすると、外見も魅力的、話し方も魅力的、雰囲気も魅力的な25歳が完成する訳です。
とは言え、心身だけではなく、お金もいる、じゃあ起業の準備でもしてみようっていうことで3年間で努力し続けたらどうなるか?
それを本業でやるにしても、3年あれば前職の収入をはるかに超えて普通の25歳よりもはるかに稼げるようにはなっているでしょう。副業でやるにしても、月10万円でも20万円でも良いから収入が増えれば、やっぱり同じ25歳と比べたら大幅に収入は増えているはずです。
こういったことの積み重ねでたった3年、5年で人生というものは大きく変わるのです。
一方で、先ほどの男性はもう13年間、大きな進歩がない訳です。
初めは今から鍛えたってすぐには変わらない、だから池袋にいってナンパしようという小さな小さな決断から始まって、そこから結局その同じ選択を13年続けてしまう、これはこの人だけの問題ではないと思います。多くの人が抱える問題です。
出発点は極めて小さな違いなのです。
ここで、私があなたに常に考えて頂きたいことは目先の結果がどうあれ、着実に積み重ねることによって結果が大きく変わるものは何であろうということです。
例えばですが、私にとってのそれはブログの執筆でした。ブログを書き続ければ、無料で有益な情報を提供し続けるウェブサイトが残ります。今の時代であれば、ユーチューブでも良いのかもしれません。
私がブログを書き始めた頃は、ブログは資産になると言われたのです。でも、振り返ってみると、実は資産になったのはブログそのものではありませんでした。今大きな資産となって私の手元に残っているもの、それは文章能力です。
ちなみにですが、ウェブサイトを起ち上げて、ブログを書き始めてもうすぐ個人売上が1億円に到達します。でも、私にとって資産になっているのは1億円というお金よりも1から積み上げてもうじき1億円を売り上げてきたという自信です。
この自信こそが今の私を形作っています。繰り返しになりますが、自分には1億円ある、お金持ちだイェーイみたいな自信ではありません。寧ろ、この1億円を捨てたところで私の心の中に刻み込まれている自信、それは何もないところから、資本金1円からスタートしてここまで数字を積み上げてきたという自信は消えないのです。
この自信があれば、2回目の1億円、3回目の1億円と回数を重ねるごとに簡単になっていきます。
では、起業家として今すぐ結果に繋がらないとしても継続することで着実にプラスになっていくような行動はどのようなものがあるのでしょうか?
ざっくり言えば、次のような行動です。
・営業に関する知識の習得
・営業の練習(口調、話し方、身体言語など体で身につけるもの)
・営業に関する実践(実際に売り上げをあげる)
・事業で成功している人の話を聞く、本を読む、オンラインスクールに申し込む
・自分が扱っている商品やサービスに関する知識と経験の習得
・実際の事業で必要な諸々の作業(商品作成、動画の作成、ブログの執筆、セールスレターの執筆などなど)
・体を鍛える
・その他一般的な様々な勉強(歴史、英語、経済、心理学、政治、日本語などなど)
こういった項目に時間と労力とお金を使っていれば、時間が経てば経つほど、他の人との差は着実に開いていきます。
ちなみにですが、人脈、いわゆるコネに関しては私は懐疑的です。
それは何故か?
理由は二つあります。
一つ目の理由は他人の言動は決して制御できないからです。絶対に無理です。ある人と関係性を築いて事業を一緒にやりたいと思っても、向こうが裏切る可能性もありますし、そもそも一緒にやってくれすらしないかもしれないし、あとは私の経験上はホンマに人間っていうのは口先だけですね。
世間で「良い人」と言われる人、誰からも嫌われず好かれるような人、こういう人ほど口先だけです。あんまり他人というのはあてになりません。
第二の理由は、だいたい人間というのは同じレベルの人としかかかわりを持てません。大谷翔平選手やイチロー選手はメジャーリーガーなどの一流の選手たちとかかわりを持てるかもしれませんが、草野球のトップ層の人たちがメジャーリーガ―とお友達になれるかというとそうでもないです。
事業も同じで、結局のところは、自分と同じくらいのレベルの人としか無料ではお付き合い出来ません。勉強させてもらいたいのであれば、お金を払わないと無理です。
つまり、人脈を築くということと自分を磨くということは実はイコールなのです。自分のレベルを上げるから、レベルの高い人とお付き合いさせて頂ける、ただ、ここでも考えて頂きたいのは、結局のところ、お付き合いさせて頂けるということは、その時にはもう自分も相手と同じレベルになっている訳です。
そうすると、じゃあ人脈を作ることの意味って何?ってなるんですよ。
私が言いたいのはなんでも一人でやれということではありません。人と協業するところは協業すれば良いのです。ただし、人脈を作ることで自分が上にのし上がろうというのは考えない方が良い、それよりも自分を磨くことに専念していれば、良縁に恵まれるはずであるから、その時は一緒に協業しなさいということです。
いずれにしても、起業というのはギャンブルではないのです。当たるか外れるか分からないようなものに時間とお金と労力を使うのではなく、しっかりと地に足をつけ、先ずは自分を見直すことから始まる、これをやれば比較的結果は早く出る、少なくとも、13年間、池袋に出陣し続けて成果0,お金無し、実績なし、割れた腹筋無しということにはならないということです。
参考になりましたら幸いです。
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