起業して成功する人と成功しない人の3つの大きな違い
- 池上秀志
- 5 分前
- 読了時間: 12分
あなたはぼんやりとでも将来起業したいなと考えておられるでしょうか?
あるいはもうすでに起業して上手くいっていないでしょうか?
今回は将来ぼんやりとでも起業したいなと思われている方とすでに起業しているけれど、あまりうまくいっていない方の為の記事になります。
該当される方は是非最後までお読みください。
起業して成功する人と成功しない人の一つ目の違い:強き信念の有無
一つ目は絶対的にこれになります。成功する人は強き信念を持つ人です。
一方で、成功しない人は信念が弱いです。人間として弱い、生き物として弱いです。
では、信念とは一体何でしょうか?
方向性としては二つあります。
一つ目は、絶対成功すると思っている人です。ただ、この説明の仕方では伝わらないことに最近気づきました。より正確に言えば、成功する前提で動いている人です。あるいは成功するという設定で動いている人です。
変な言い方ですが、あなたは本当に成功して困らないですか?
「成功して困る訳ないだろう!」と思われる方も多いかもしれませんが、本当にそうですか?
あなたが扱っている商品やサービスの価格、1万人、10万人、100万人が使っても大丈夫なものですか?
あるいは年収が1000万円、2000万円、3000万円、1億円と増えても問題ないですか?
ここでは具体的な話は本論ではないのですが、理解しやすいように二例挙げさせていただきます。
先ず第一に、意外と自分が成功しない前提で動いている人が多いんです。どういうことかと言いますと、どうせそんなに買ってくれる人もいないし、これでいいやみたいないい加減な商品やサービスの質、いいかげんな商品説明、強引なクロージング、こういうやり方になってしまっている人多いんです。
物凄く分かりやすく言えば、親戚や友人に作るラーメンであれば少々不味くても許されますよね?
あるいは味がまずかったら怒られるかもしれませんが、ちょっとくらい見た目が悪かったり、食器が欠けていたりしても誰も気にしないですよね?
でも、見ず知らずのお客様はそうではないですよね?
早い話がそういうことです。
価格設定も実は安ければ良いというものではありません。価格が低ければ低いほど、質の悪い顧客が集まるのが世の常です。
もちろん、回転率重視で、接客の質を下げる代わりに値段を安くするというビジネスモデルもありますから、その方向性で考えるのであればそれで問題ないです。
ただ、一人一人にしっかりと接したいのであれば、あんまり安くすると問題が起きます。自分の負担ばかりが増える割には売り上げが上がらなくなるというのも大きな問題ですが、それよりも大きな問題は態度の悪い顧客をたくさん相手にしなければならなくなることです。
こういったことも視野に入れて、成功する人は初めから成功する前提で動いています。そして、この姿勢は困難に直面しても変わりません。信念の強い人は困難に直面した時に、「俺は年収1億円になる男なのに、上手くいかない。これは天が自らの足りないところを教えようとしてくれているんだ。有難い」と天に感謝して、素直に改善を試みます。
一発で、適切に改善できるかどうかはやってみないと分かりませんが、何回もやっていれば、そのうち改善できます。
これが一つ目のタイプの絶対に成功する前提で動いている人です。
二つ目のタイプは無念無想の境地で事業に打ち込んでいる人々です。ただ、無念無想といっても文字通り何も考えていない、意識が存在しないのであれば、それは寝ているか、人事不省か、死んでしまったかのいずれかです。
では、ここでいう無念無想とは何か?
それは出発点が損得勘定や打算ではなく、自分の感情に基づいているということです。要するに、自分はこの仕事がしたいという強い気持ち、自分は世の中の人の役に立ちたいという強い気持ち、自分はこの商品を世に広めたいという強い気持ちです。
損得勘定や打算で動く人間は困難に直面した時に弱いです。特に、会社員や公務員の方で、毎月安定した給料がもらえる、特にミスをしなければ給料が徐々に増えていくという生活に慣れている人は売り上げが落ちた時に弱いです。
強い人間は売り上げが落ちて困難に見舞われてもじたばたしません。
何故ならば、売れようが売れまいがやることは変わらないからです。
もちろん、細かな部分に修正が求められるのは言うまでもありません。
しかしながら、それは具体的な方法論、些末な問題であって、根幹の問題ではないのです。根幹の問題は自分はこの仕事がしたい、世のなかの人の役に立ちたい、この商品を世に広めたいという気持ちだからです。
根幹が揺るがなければ、何度も修正を試みたのちに軌道に乗り始めるものです。
あるいは逆の言い方をすれば、細かい目で見れば、起業に安定というものは存在しません。常に、細かな波はあるものです。その度に自分の心が揺れ動いていたのでは到底うまくいきません。
起業して成功する人と成功しない人の二つ目の違い:失敗に対する耐性
これは一つ目の要素とも関連する話ですが、うまくいかない人は失敗に対する耐性がないです。考え方が違うと言えば良いのでしょうか。
多分会社員や公務員の方は基本的に減点方式だと思うんです。言われたことが出来て当たり前、一方で言われたことが出来ないと減点の対象になる。
でも、起業というのは減点方式ではなく、加点方式です。1万回失敗しても1万回成功すれば、人はその1万回の成功しか見ないし、自分の実績としてもその1万回の成功しか残りません。
もっと分かりやすく書けば、1億円の機会損失があったとしても、1億円売り上げれば記録に残るのは1億円の売り上げだけです。1億円の機会損失の方は計算書類に記載されません。ですから、いくら失敗しても行動し続けることが大切なのです。
そもそも論ですが、動き出す前に成否を判断する必要などありません。起業家は動き出して、行動しながら情報収集する、というよりも情報収集するために行動するくらいの感じで良いのです。
ところが、大企業や公務員出身の方で、書類を一枚表に出すにも何個もハンコがいるみたいな仕事のやり方に慣れている人だと、その感覚がないので行動が遅いんです。ブログであろうとユーチューブであろうと、とにかく出せば良いのに出せないんです。怖がっているんです。
その恐怖は失敗に対する恐怖から来るわけですが、失敗なんか恐れる必要ありません。何故ならば、失敗はカウントされないからです。
もしも、あなたが公開したユーチューブが23回しか再生されなかったとしても、カウントされるのはその23回再生されたという成功であり、目標の1万回再生まで9977回足りなかったということではありません。
起業は減点方式ではなく、加点方式、この事実を押さえておいてください。
起業して成功する人と成功しない人の大きな違い3つ目:自分の頭で考えられるか否か
3つ目の要素は自分の頭で考えられるかどうかです。正直な話、私も自分の頭で考えるということを如何にして説明すれば分かってもらえるのか、結構悩んでいます。そのくらい自分の頭で考えられない、自分の頭で考えるというのがどういうことか分からない人が多いのです。
では、自分の頭で考えられる人と考えられない人の最も大きな違いはなんでしょうか?
それは具体的な方法論を聞いてくるか、抽象的な方法論を聞いてくるかです。
自分の頭で考えられる人は抽象的な方法論に反応するのに対し、自分の頭で考えられない人は具体的な方法論に反応します。
自分の頭で考えられる人は理論や理屈や原理原則を知りたがります。世の中がどういう原理で成り立っているのか、どういう原理で動いているのかを知りたがるのです。それが分かれば、あとは具体的な方法論はいくらでも思いつくからです。
一方で、自分の頭で考えられない人は起きている現象に目を向けます。今目の前で起きている現象に目を向けて、ビットコインで儲けている人がいれば、「あ~、ビットコインって儲かるんだ」ってなるし、逆に仮想通貨の投資詐欺にあっている人を見れば「仮想通貨って胡散臭いよね」ってなるし、せどり(転売)で儲けている人がいれば、せどり(転売)って最強の副業なんだねってなるし、転売ヤーがお仕置きされているユーチューブやニュースを見たら、転売って良くないよねってなるし、なんか常に世の中で起きている事象の後追いなんです。
もう少し実際の業務で言えば、いちいち上司にこれで良いのか確認しないと仕事が出来ないのが自分の頭で考えられない人、自分の頭で考えられる人はこういう場合はどういう風に考えれば良いのかという考え方を上司から教わって、次からは全て自分の頭で考える人です。
もちろん、組織に属する以上は、自分の頭で考える能力があったとしても、上の指示を待つ必要があることも多々あります。ただ、この場合もその能力があるかどうかはまた別で考えてください。
そういう意味で言えば、別に私は会社員や公務員の方は全員自分の頭で考える能力がないとも思っていないです。実際には、そういう能力があるんだけれども、長い会社員生活、公務員生活の末に、自分の頭で考えて行動する習慣が失われてしまっているだけの人もいます。
ですから、ここは二段階で考える必要があるでしょう。
先ず第一に、自分の頭で考える能力があるか否か、第二に、自分の頭で考えたことをすぐに行動に移す行動習慣があるか否か、ここは二段階に分けて考える必要があります。
行動習慣がない人は、これはもう習慣の問題ですから、しかるべき時間が経過すればきちんと起業家としての行動習慣に適応していきます。これは大きな問題ではないです。ただただ時間の問題です。
一方で、自分の頭で考えられない人に自分の頭で考えることを教えるのは難しいです。ただ、これも訓練が必要なのは確かなようです。やり方だけ教えてもすぐに出来るようになる人はいません。
では、どういう訓練が必要なのか?
先ずは何に対しても自分なりの考えを持つように訓練づけることが必要です。
例えば、以下のような問いに対して自分なりの答えを持つことです。
・何故税金は支払わなければならないのか
・何故子供は学校にいって勉強しなければならないのか
・何故不倫はダメなのか
・何故コロナの時は外出を控えなければならなかったのか
・何故ロシアとウクライナの戦争ではロシアばかりが悪しざまに言われているのか
・何故第二次世界大戦で日本は東亜諸国への侵略戦争へと舵を切ったのか
ほんの一例ですが、こういったことに対して自分の考えを持つことです。そして、自分の考えを持とうと思うと情報収集から始めなければならないことに気づくと思います。そして、集めた情報を整理し、分析しないといけません。
こういうことに気づくと自分の頭で考えるということの意味合いが分かると思います。
これに関連して言えば、「大切なことは勉強が出来るかどうかじゃなくて、自分の頭で考えることである」と言う人もいます。
体育会系の人に多い考え方です。勉強なんかできなくても良い、それよりも自分の頭で考えることが大事なんだと。
ただ、考えるにも材料が必要です。材料を集めて、使えるように加工するというところまではいわゆる勉強です。そこから先の分析に関しては、これは自分の頭で考えるということになりますが、自分の頭で考えるにしても下準備が必要になる訳です。
情報を集めて整理するだけでも自分の頭で考えたことにはならないし、情報を集めもしない、整理もしないでも自分の頭で考えたことにはなりません。
実は自分の頭で徹底的に考えるとどうなるのかということなんですが、最終的には客観的事実、真理にたどり着くんです。
ですから、だいたいどの分野でもその分野の研究に勤しんできた人は同じ答えにたどり着きます。
自分の考えを持つというと、なんかその人独自の考え方を持つと思いがちなのですが、実はそうではなくて、自分の頭で考え抜いた人の答えはだいたい同じになるんです。
もちろん、白か黒かとはっきり区別できない問題もありますから、全て完璧に同じになるとは言わないです。
ただ、本質の部分は同じ答えにたどり着く、そういうものです。
ということはどういうことかと言いますと、自分の頭で考えられない人がやる事業はどこかで自分勝手になるんです。我儘なんです。
ただ、ここで言う自分勝手とか我儘っていうのは、自分さえ儲かれば良いみたいなのとはちょっと違う種類の自分勝手であり、我儘なんです。
物凄く分かりやすく言うと、「交通事故を減らすためには赤信号で進んで青信号で止まった方が良いと私は考えるので、私は赤信号で進んで青信号で止まる」みたいな感じです。
想い自体は交通事故を減らしたいのかもしれないけれど、結局自分勝手で独りよがりな考え方だから、かえって交通事故増えるよねみたいな話です。でも、本人だけは気づいてないんですよね、それに。
で、こっちから指摘しても、本人は自分が絶対的に正しいと思い込んでいるので、めちゃくちゃキレ散らかされるみたいな(笑)
いや、笑い事ではないんですけど、もう笑うしかないみたいな(笑)
そういう経験を私は何度もしています。まあこれは頑固とかっていうような性格の問題ではなくて、能力の問題なので、すぐには解決できないことなんですよ。
例えば、どんなに意志が強くて、人格が素晴らしくても、マラソン2時間半を切れるかどうかは能力の問題なので、今すぐには変えられないじゃないですか。
時間をかけて能力を身に着けることは出来るけれども、今すぐ何とかしろって言われてもどうしようもないですよね?
それと同じで能力の問題なので、徐々に自分の能力を高めるしかありません。
ですから、日常的に自分が気になったこと、疑問を持ったことに対して、情報を収集し、情報を整理し、分析を加えて自分の考えを持つように意識づけしてみる、これの繰り返しだと思います。
ビールが好きな人は、どのビールが一番おいしいのか、あるいはどのビールが一番費用対効果が良いのか、自分なりに調査して、自分の考えを持てば良いし、ゴルゴ13が好きな人はどの作品が一番良い作品なのか、自分なりに吟味して自分の考えを持てば良いし、歴史が好きな人は本能寺の変の首謀者は誰なのか、何故日本は真珠湾攻撃という無謀な策戦に出たのか、あるいはそもそもあれは本当に無謀な策戦だったのかというようなことを調べて自分の考えを持つ、こういうことの繰り返しだと思います。
という訳で、以上が起業して成功する人と成功しない人の最も大きな3つの違いです。この3つが備わっていない人にいくら、理論や技術だけ教えてもまあ成功しないということに気づきましたので、是非身に着けてください。
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