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初めてブログで月に50万円稼いだ時に学んだこと

更新日:2022年11月14日

 こんにちは、ウェルビーイング株式会社代表取締役で直線説得法マスターの池上秀志です。今回のテーマは初めて月に50万円稼いだ時に私が学んだことです。


 私のブロガーとしての経歴を振り返ってみると、そもそもなんでブログ書いてるだけでお金になるの?と調べ始めたところから始まって、とにかくブログで初めて数万円稼げるようになったのが4か月後、そして月収10万円を初めて超えたのが書き始めて2年後、そしてちゃんと安定してご飯を食べられるようになったのが、3年半後です。


 こうやってみていくと、一つの疑問が生じますよね?


 初めて月に数万円稼いだのが書き始めて4か月後、これは比較的早い方だと思います。でもそこから初めて月収10万円超えるところまで更に1年半を要しています。


 そして、月に10万円までいったら、あと少しがんばったら公務員の初任給まで行くじゃないかと思われるかもしれませんが(今自分で書いていてもそう思いますが)、そこから安定してブログだけでご飯が食べられるようになるまで更に1年半を要しています。


 もう少し詳しく経過を見ていくと、初めて月に数万円を稼げるようになってから、初めて月に10万円を超えるまで、ほぼほぼ無収入でした。


 そして、初めて月に10万円を超えてから安定して稼げるようになるまでもほぼほぼ無収入でたまにランダムでいくらか稼ぎがあがると言った感じでした。要するに、狙って売れなかったんです。


 初めて月に数万円を売った時は、電子書籍を発行した時です。一冊1500円くらいの本が月に30冊くらい売れて良いお小遣いになりました。でもそこでストップです。それ以上行くことは決してありませんでした。要するに、定期的にブログを読んでくださっている方がいてその方たちが買ってくださってそこからは広がらなかったのです。


 月に10万円を初めて超えたときもそうです。ずっと定期的にブログを読んでくださっている方にオンライン講座を紹介したら、1万円のものが一か月に10人くらい買っていただけました。その次の月も10人くらいの方が買ってくださいました。でもそこでストップです。そこからは広がりませんでした。要するに、売り続けることが出来なかったんです。


 ここから見えてきた課題は明らかでした。それは、定期的にブログを読んでいただいている方には数万円の商品を売れるくらいの信頼を得ることは出来るけど、より多くの人にリーチすることが出来ないという悩みです。


 これはある程度法則化できると思いますが、ブログの内容にある程度の専門性がないと売れるブロガーにはなれませんが、大衆が好むのは専門性が低く娯楽の要素が強いものなのです。この二つは基本的に相反します。


 大衆が好むものを書けば読み手の数は増え専門性が下がります。一方で、専門性が高くなれば、より信頼され、商品も売れますが、多くの人に読んでもらえなくなります。


 わかりやすく言えば、世の中で人気のあるコンテンツというのは週刊誌や漫画ですが、週刊誌の記者や漫画家からものを買いたいですか?という話です。求められているものが違うんです。週刊誌や漫画家、小説家というのはそれそのものがメイン商品です。したがって、内容は多くの人が読んで面白いと思ってもらえるものを書かないといけません。


 そして、編集部の人が「これは面白い!」と思うものは金をかけて製本して、広告して、出版するわけです。ただ、週刊誌や名探偵コナン、ゴルゴ13くらいの部数を全国規模で展開して、広告して売るというのは個人の人間からすると非現実的です。


 早い話がよほどのことがない限り文章そのものを売るということで生計を立てることは難しいわけです。自称物書きの私にとっては不都合な真実ですが、これが事実です。


 ちょっと回りくどい説明になったかもしれませんが、文章そのものの面白さを追求しないとアクセス数は伸びないけど、そこを追求しても稼げるようにはならないということです。そういう意味では、初期の私はアクセス数こそ伸ばせませんでしたが、読んでくださった方からは信頼されるに足る内容を書けていたということなので、この点についてはクリアしていました。


 ちなみにですが、閲覧数が増えないと書き方を変えたくなりますし、何よりも周りからそういわれました。「そんな長い文章誰も読まない」「そんな難しい文章誰も読まない」「難しすぎてマーケティングになってない」そんな声を多数いただきました。


 勿論、皆さん私のことを思っていってくださったことではあるのですが、今の私からすると当時の私のやっていたことが正しかったと断言できます。


 何故私がブログを書き始めた初期から、閲覧数を無視して、そういうある意味本気のブログを書いていたのかというと、オンラインマーケティングで成功した本当の初期のころのゲイリー・ヴェイナー・チャックというワイン商人の書いた『Crush it!』という本に「自分の情熱に従って情報発信しろ」と書いてあったからです。その本にはこうも書いてありました。



「俺がこの本の中で教えることは、楽して金を稼ぐ方法でも、効率よく金を稼ぐ方法でもない、自分の情熱をマネタイズ(換金)して、自分の情熱を仕事にすることだ」


 この彼の考え方に共感して自分ならではのランニング情報というものをブログで発信し続けました。今から思えば、結果的に商売をやっていくうえでも正しい選択を取っていたと言えます。商売の基本は誰かの悩みを解決することであり、誰かの願望実現のサポートをすることです。


 ここは重要なことなので何度も書きますが、週刊誌、漫画、漫才、ポルノコンテンツなどはそれそのものが商品でたとえ単価は低くても日本全国にあまねく販売することで莫大な利益を得ているのです。もう一度書きますが、個人がこれに立ち向かうことは至難の業です。


 そして、仮にできたとしてもマネタイズ(換金、キャッシュポイント、収益化)は後ろにずらした方が大きく稼げるはずです。


 そして、ブログそのものが商品ではなく、ブログをマーケティングツールとして使うならば、ブログはより多くの人に読んでもらうのではなく、その分野の専門家として認めてもらえるような内容になっていなければいけません。では、その分野の専門家として認めてもらうにはどうすれば良いのか?


 答えは単純です。専門家ならではの知識を書けば良いのです。例えば、最近私が買った一番の買い物はジョルダン・ベルフォートという人が作った9997ドル(約100万円)の直線説得法認定コース(Straight Line Certification Course)です。何故そこまでの金額を出したのか?


 先ずユーチューブで配信されている無料の情報が役に立つものでした。それから2000円くらいで買った本『The way of Wolf』が非常に役立つものでした。そして、数万円のスクリプトビルダー(「Script Builder」、直線説得法(「Straight Line Persuasion」)、直線マーケティング(「Straight Line Marketing」)のコンテンツを買って、その全てがとても役に立ったからです。


 どんだけ買ってんねんというツッコミを受けるかもしれませんが、だってどれを受講しても、経営者としての私の悩みを解決し、目標達成に必要不可欠な知識だったんだから、買わない方がおかしいです。


 ここで重要なことは、私にそう思わせるだけの情報発信をしていたということです。少々手前みそになって申し訳ないのですが、私も一万円程度であれば出しても良いかなと思ってもらえるだけの情報を無料で提供できていたという訳です。


 ここまでがゼロから初めて月収50万円を突破するまでに学んだことの1つ目です。ですが、先述したとおりここまでの内容で、初めて月に数万円、数十万円と稼げたもののそれは単発で、ブログだけで(インターネットだけで)ご飯が食べられるようになるまでは、さらに一年半を要しました。


 ここからが2つ目の課題でした。それはそもそもブログを読んでくれる人をどうやって増やせば良いのかということです。定期的にブログを読んでくれる人が買ってくれるということは内容自体は問題がないわけです。でも、そもそもブログを読んでくれる人を増やす方法が分かりませんでした。


 ここで、出来るだけ多くの人に読んでもらえるように時事ネタを出したり、面白おかしく書いてみたり、ポップな感じにしてみたり、何なら美人と組んでみたり、有名人と組んでみたり、或いは自分が美人ならそういう層に受けるような露出をしてみたりしたくなる誘惑にかられます。


 でも、先述の理由からそのような方針転換は最終的な売り上げを増やしません。下手をすれば、既存のファンまで失うでしょう。


 ではどうすれば良いのか?


 答えは2つしかありません。1つはSNSで地道にメッセージを送り続けて、ブログ読者を増やすことです。このやり方に忌避感を示す人もいますが、今まで何千人にメッセージを送ってきた経験として、良くも悪くも周囲は私のことを気にも留めていません。


 勿論、何千人にメッセージを送れば、攻撃的なメッセージを返されたり、詐欺だと言われたりすることもありますが、それはこの人間世界に生きていれば、仕方のないことです。


 一件、一件家を訪問して「新聞の無料試し読みはいかがですか?」と回っていけば喜んでもらえることもあれば、相手の虫の居所が悪ければ怒鳴られることもあります。


 ちなみにはじめに悪いニュースから書きましたが、後々ファンになってもらえる率は一度もやり取りをしたことがない人よりも初めにメッセージで言葉を交わしている人たちの方が圧倒的に高いです。


 私が初期のころ、どのようなやり取りをしていたかは「ウルフ・オブ・ウォールストリートから学んだセールススクリプトの書き方」の中に完全公開していますので、是非ご確認ください。


 ただ、このやり方も初期の段階では有効ですが、規模が大きくなると限界が出てきます。一人の人間がメッセージのやり取りをするにも限界があるのです。そこでどうするかというとフェイスブック広告やグーグル広告を使います。ここでよくあるミステイクは広告で商品を広告するということです。商品を広告してもよほどのことがない限りはいきなり売れません。


 ここではブログを広告するのです。まわりくどいようで、実はこちらの方が確実です。人間というのは一人一人の心の動きを読むのは難しいのですが、分母が大きくなると、ほぼほぼ数字が安定します。


 要するに、一万人がメルマガ登録したら、そのうちの10%が顧客になるなどの数字が見えてくるのです。そして、ここからが大切なことですが、常に広告宣伝費を上回り続ける売り上げが上がるような販売戦略を作るということが実はブロガーになるには最も大切なことなのです。


 あなたが元プロ野球のスター選手や有名芸能人でもない限り、インターネットの世界でリーチできる数なんてたかが知れています。これもよくある勘違いなのですが、インターネットの方が、リーチできる分母が多いと思っている人が多いのですが、実は逆で少なくとも初期の段階では圧倒的にオフラインの方がリーチできる人数は多いのです。一時間かけてブログを書いても初期の段階では数十人しか読まないことは普通です。


 でも一時間電話をかけ続ければ、確実に多くの人にリーチすることが出来ます。そのブログのデメリットを克服し、1時間で1000人の人にリーチできるようなブログを作るには広告をかけるしかありません。


 勿論、質の高い内容、読み手に取って有益な情報発信をするということは大前提です。ですが、もしもあなたが「役に立つ情報を発信し続ければ、読む人は自然と増えていく」という話を聞いたことがあるなら、そんな話をうのみにしないでください。それは嘘です。


 事実は逆で、週刊誌やテレビなどで流される低俗な情報こそ大衆の心をつかむのです。私自身もあと100年ブログを書いてもポルノコンテンツに太刀打ちできる気がしません。事実はいかにして、広告宣伝費を上回る売り上げを上げ続けることが出来る商品販売の仕組みを構築するかです。


 この仕組みはセールスファネルと呼ばれるものです。セールスファネルはオフライン販売においても、オンライン販売においても非常に重要な概念となります。このセールスファネルについては次回のブログで詳しくお届けしたいと思います。今日はこの辺で筆をおかせてください。


  最後に、今回の内容に興味を持っていただけた方にご案内です。


 現在私がブログを書き始めてから、収益化に成功し、毎月安定して100万円前後稼ぐまでに学んだことを徹底解説している『情熱を金に変えろ!』(3000円)という書籍の原稿データ(PDFファイル)を無料でプレゼントしています。


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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役 池上秀志

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 2017年9月からブログを書き始め、サイトの収益化に苦戦する。サイトを立ち上げてから初めの約2年半はほぼ無収入。ウォールストリートで年に50億円稼いでいたセールスの天才ジョルダン・ベルフォートより直線説得法を学び、初めての月間20万円、30万円、40万円、50万円と記録を更新し続け、3回目の緊急事態中に自宅から一歩も出ずに月100万円を達成。

 

 現在はブログやユーチューブなどの無料コンテンツの利用者は月間10万人、オンラインと電話だけで、対面営業無しで年間数百人の新規顧客を開拓し続ける。好きなことを仕事にしたい人や顧客獲得に悩む経営者の悩みを解決し、サポートしています。

​ ジョルダン・ベルフォートの直線説得法認定コースを2021年4月2日に修了する。

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