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初めてインターネットだけで月150万円稼いで学んだこと

謹賀新年


 昨年は大変お世話になりました。本年も宜しくお願い致します。今年も起業したい方、副業を始めたい方、オンライン販売を強化したい方のお力になれるように精一杯努力していく所存ですが、その一発目として「私が初めてインターネットだけで月150万円稼いで学んだこと」をお伝えさせて頂きたいと思います。

 

 読者の皆様のご参考になりますと幸いです。


 さて、100万円から150万円へとたどり着くのに、結局1年くらいかかったでしょうか。結構な時間を要しました。この間何をしていたのかということですが、なるべく早く広告宣伝費を回収するセールスファネルの構築に時間を費やしていました。


 おさらいになりますが、インターネット=オンライン販売の基本的な考え方はどれだけメルマガリストを大きく出来るかと、その集まったメルマガリストをどれだけ高確率でお金に変えることが出来るかです。


 私も元手をたくさん持った上で商売を始めた訳ではないので、集めたリストを高確率でお金に変えるには、かけた広告宣伝費をなるべく早い段階で回収する必要があります。これをどうすれば良いのかということで色々と試していました。そして、結論から申し上げますといまだに明確な答えは出ていません。


 何をやっても上手くいかないのではなくて、何を試してもそこそこ合格点なんです。基本的に初期の段階ではかけた広告宣伝費に対する売り上げが半額に達していれば合格だと言われます。知らない人を相手にインターネットだけで商品を販売しようと思ったらそんなものです。


 これまでインターネットだけで数千億円を売り上げてきたオーストラリアのサブリー・スービーという方がいらっしゃるのですが、この方によるととりあえず半分回収できれば良いそうです。つまり、50万円かけたら25万円回収できれば良くて、あとの25万円は継続的に有益な情報を発信しながら信頼関係を築いていき、それからのちに回収すれば良いとのことです。


 私も結局何をどうやっても、半分くらいしか回収できません。これに関しては、もう何をやっても合格点に到達しているので、悪あがきに近いのかなと自分で思わなくはないです。とは言え、もしかすると上手くいくかもしれないですし、それはやってみないと最後まで分からないですよね。


 そんな訳で、初めて月に150万円を突破したきっかけは集まったリストをお金に変える方へのアプローチです。もちろん、今までやってきたことは継続しながらというのは前提ですが、今回重視したのはプロダクトローンチという手法です。


 プロダクトローンチと言うのは、継続的に新商品の情報を小出しにしていき、一気にリリースと言うタイミングでバーンと売り上げを上げる方法です。プロダクトローンチの利点は少しずつ少しずつ新商品の情報を流していくので、商品に対する確信度が確実に高まっていきやすいことです。


 基本的には商品について知ってもらえば知ってもらうほど、理解が深まり買いたくなります。もちろん、これはその商品を購入することで解決される問題解決や願望実現を見込み客の方が望んでいればです。


 長距離走、マラソンが速くなりたくない方に私が販売しているウェルビーイングオンラインスクールを販売することは不可能です。ですが、長距離走、マラソンが速くなりたいと思っている人に対しては、特にその思いの度合いが強い人に対してはウェルビーイングオンラインスクールの説明をたくさんすればするほど売れるのです。


 ただ、一つ問題点があって、あまりにも情報量が多すぎると途中で離脱してしまう人の数もまた多くなります。単純な話で、なかなか忙しい日々の中で1時間のプレゼン動画を観ることは出来ないということです。でも、それが一回10分の動画で6日間に分けて届けられたらどうでしょうか?


 比較的見やすいですし、仮に昨日の動画を観てなかったとしても一日前の動画くらいであれば戻ってみることが出来ます。心理的にも10分くらいなら良いかなと言うことで見やすいのです。


 ウェルビーイングオンラインスクールのプレゼン動画は15分くらいで作成しているので、そもそも15分で全て見ることは可能です。ただ、価格が10万円に対してプレゼン動画15分間はあまりにも少なすぎます。そのプレゼン動画だけで販売することは難しいんですね。


 だから、日々の情報発信の質が問われることになります。プロダクトローンチにおいては、このあたりのバランスも踏まえながら、プレゼン動画の15分で解説している以外の内容も小出しにしていく訳です。もちろん、ウェルビーイングオンラインスクールを受講しなかったとしても役立つような情報を小出しにしていきます。


 また、今すぐ売らないとなると見込み客の方もちょっと見てみようかなと思いやすいんですね。インターネットであれば、自分のタイミングで、いつでも好きな時に買えるから便利だと思われている方も多いと思います。確かに、システム的にはそうなっています。でも、実際はそうではないんですね。


 実際に人がものを買うのはこちらが買った方が良いですよと言ったタイミングです。アマゾンとかはまた別なんです。あれは例外中の例外です。大体の商品が全て揃っていて、初めから自分がどういったものを買うかを決めていてそれを買いに行くのがアマゾンです。


 ですが、そういったごく一部の例外を除けば世の中はそのようにはなっていません。自分が販売する商品やサービスを購入することによって解決される問題や実現できる願望を持っている人を集めておいて、その人たちに向かって買われてはいかがですか?と訴求をするからものを買うのです。


 そして、この時やはり会話が成立しています。インターネットだから一方通行のコミュニケーションになっていると思ったら大間違いで、やはり双方向のコミュニケーションです。インターネットは所詮媒体に過ぎないのです。


 何が言いたいかと言うと、コールドコーリング(知らない人に電話をかけること)や訪問販売でいきなり商品の詳細を説明させてくれませんかと言われると、反射的に拒絶してしまうのと同じで、何の脈絡もなく商品の詳細を紹介するリンクを貼ると拒絶反応が起きやすいんですね。


 一方で、「明日からは自分に合った練習計画を立てる方法を徹底解説している集中講義を紹介させて頂きますので、明日からのメルマガもお楽しみにして下さい」と予告があると、なんとなく安心感がありますし、興味のある人は必ず見るんです。なんかこう誘導された感が消えて、自分の意志で観ているという感覚が強まるんですね。


 そうやって予告があるとみることも出来るし、観ないことも出来るし、それは読み手の自由じゃないですか。その上で、観るとなるとそれは自分の意志で読んだという感覚が強まるので、話が頭に入りやすいんです。つまり、商品に対する理解度が深まる=確信度が高まるんです。


 少し話がそれるかもしれませんが、巷の小手先のビジネステクニックが長くは通用しないのは、なんとか言いくるめて自分の思う方向に進ませようとしており、相手の意志を確認していないからです。


 ダブルブラインドがその最たるものですよね。ダブルブラインドとは、そもそも相手がこちらの提案に興味があるかどうかを確認せずに「火曜日が良いですか?水曜日が良いですか?」と選択を二つに絞ることによってアポを確約しようとするやり方です。


 私はダブルブラインドされたら、ちゃんと相手の質問に答えますよ。「火曜日か水曜日だったら、どちらの方がご都合が良いですか」と聞かれたら、ちゃんと都合の良い日を答えます。そうすると大体午前か午後ならどちらが良いですか?と聞かれて「昼過ぎが良いです」とか言うと、「でしたら、14時と15時でしたらどちらの方が都合が良いですか」と聞かれるので、「14時の方が都合が良いです」と答える。そうすると、最終的に「でしたら、水曜日の14時にお電話させて頂きます」とか言われるので、「いえ、全く興味がないので電話してこないで下さい」と答えます。


これ私悪いですか?


 寧ろ紳士的だと自分では思ってます。だって、相手の質問に素直に答えてますから。どちらの方が都合が良いですかと聞かれたから、どちらかと言えば都合が良い方を答えただけで、相手の提案に興味があるかどうかはここでは話題にすらのぼっていません。


 その状態で最後に電話しますって一方的に宣言されても、するのは良いですけど、出ないか出てもすぐに切りますよ。それは電話するっていうのは相手が勝手に決めたことであって、そもそも興味があるのかどうか聞かれてすらないじゃないですか。


 確かに、私の対応はちょっと素直過ぎるのかもしれません。一般的には、アポが入ってしまったら、話だけでも聞いてみるかってなるとは思うんですけど、心の中は結局私と一緒なんですね。つまり、興味もないし、しかもこちらの意志の確認がなかったということはやっぱり残っているものなんです。


 結局、興味がない上にラポールが壊れているので、商談しても決まらない可能性が高いんです。双方にとって時間の無駄なんです。これはインターネットも同じです。


 私はリンクを貼る際にはその目的、つまりクリックした先には何があるのかはきちんと説明していますが、これも心理的な余裕度としては、今すぐクリックして下さい。と明日からのメルマガを楽しみにしてくださいでは変わってくるんです。やっぱり、心構えが出来るから対応しやすくなるんです。


 ちなみに、恋愛でもこの法則は当てはまるそうです。なんとなく、好意を少しずつほのめかしていくことによって相手も心の準備が出来るので、上手くいきやすいそうです。この場合でも、相手がこちらに興味を持っていなければ、早い段階で向こうが距離を取るようになります。


 要するに、失敗するにしても小さく失敗するから傷が浅いし、何よりも貴重な自分のコストをこれ以上かけるべきか否かの判断が早い段階で出来ます。これはどちらか一方がということではなくて、互いにということです。お互いなんとなくどういうつもりで、やり取りをしているのかということが相手に伝わると後々問題になる可能性は低いし、合わなければ早めに離れることが出来るし、合う場合は互いに心の準備がしっかりと出来ているので上手くいく確率が上がるんです。


 これがプロダクトローンチのメリットです。で、私も実はプロダクトローンチのメリットには前々から気づいていました。というのも、新商品を販売すると一気に売り上げが上がるからです。そして、新商品を販売する際にはおのずとプロダクトローンチの手法を使っていました。


 というか、新商品を出す場合にはそうならざるを得ないんですね。新しい商品を作るからにはそれなりの理由とか想いがそこにはあります。そういった経緯や想いを一度に伝えようとするとどうしても情報過多になるので、小出しにするしかなかったんです。その結果、新商品を出す際には毎回反応が良かったんです。


 一番大きな理由はリピーターさんが多いからでもあるんですけど、なんかそのついでにご新規さんもがさっと獲得することが出来ていたんです。


 それは昔から気づいてはいたんですけど、新商品ってそんなに乱発は出来ないですし、乱発しようと思うと質は落ちてしまいます。質を落としたくはないですし、あとメイン商品はすでに作ってあるので、メイン商品を超える商品は基本的には作れません。作ろうと思えば作れますが、不必要なんですね。


 そう考えた時に、メイン商品をなんとかがさっと売れないかなと思っていたのですが、そんな折にふと見ていたYouTubeのやすきよ漫才がヒントになりました。やすきよ漫才とはあのやすきよ漫才です。横山やすしさんと横山きよしさんのコンビの漫才です。


 やすきよ漫才の中にキャバレーを題材にしたものがあったんです。その漫才によると、キャバレーと言うのはその季節に応じた企画が色々あるそうです。1月は新春あけましておめでとうございます、2月は節分、3月はひな祭り、4月は桜まつり、5月は端午の節句、6月は何もなくて、7月は七夕、8月は花火大会、9月は月見、10月は花の運動会、11月も何もなくて12月はクリスマスだそうです。


 そして、何もない月は指名大会というのがあるそうです。指名が一番多いと伊東温泉一泊二日とかそういうのがあるので、「もしもし、やっさん。うちかずえ。同伴出勤してー」と電話がかかってくるそうです。漫才なので本当かどうかは分かりませんが、その話を聴いて私の頭の中でもベルが鳴りました。


 要は、企画と言うのは作ればあるということに気づきました。そして、企画を作ると非常に重要なものが生まれます。それは大義名分です。セールスにおいてはこの大義名分が非常に重要なんです。


 つまり、何故今この情報を流すのかという理由です。そして、最も大義名分となるのが新しい情報です。人間って新しい情報が大好きなんです。これは人間の本能です。新しく何かが起こった時、場合によってはそれは自分の命にかかわるようなことかもしれないし、ひと財産築くきっかけになるようなものかもしれません。


 だから、新しいものには敏感なんです。テレビも新聞もニュースと言うのは新しい情報を流しています。内容的には、そんなに大した情報はないのですが、とにかく人は新しい情報を求めています。新しい情報と言うのはそれだけで大義名分になるのです。


 私はもう10年くらいテレビも新聞もほとんど読んでおらず、それで困ることは一切ないのですが、私の母親や親せきは「新聞くらい読みなさい」とか「ニュースくらい見なさい」と言ってきます。


 そのたびに私は「ゴルゴ13くらい読みなさい」と言い返します。つまり、漫画を読むのとそう大差はないんだよと暗に言っている訳ですが、しかし人に「新聞くらい読まないとダメだ」「ニュースくらい見ておかないとダメだ」と思わせるだけの力があるのが、新しい話なんです。そのくらい新しい情報は人間の本能に訴えかけるのです。


 こういった企画ものの良いところは実際にそのタイミングを逃すとその企画が終わることです。初詣は年明けすぐにいかないと意味がないし、豆まきは2月3日じゃないと意味がないし、ひな祭りは三月と決まっています。夏祭りや花火大会、五山の送り火は8月と決まっているし、クリスマスは12月と決まっています。


 そのタイミングを過ぎたら、もうチャンスはないのです。だから、こちらとしては大義名分がたくさんあります。大義名分があるから、そこに情報を発信する側と情報を受信する側の必然性が生まれます。最終的に、その企画に乗るか乗らないかはその人次第です。ですが、少なくともその情報を発信する大義名分にはなるのです。


 ちなみに、私が使った企画はクリスマスにウェルビーイングオンラインスクールに申し込んで頂いた方はランニングシューズ一足無料でプレゼントという企画です。まあ、これがはまりました。申し込んでくださる方も、結局10万円でも受講しようかなどうしようかなと思っておられる訳です。


 そして、どうせ受講するならランニングシューズ一足2万円から3万円が無料でもらえる訳です。それなら、このタイミングで受講するしかないと言わば自分で自分に受講する言い訳を作る訳です。


 キャバレーもそうなのではないでしょうか?


 私はいったことがないので分かりませんが、行く人は好きでいっているのでしょう。でも、今月はお金使いすぎたかな、ちょっとやめておこうかなとか、将来の為に少しは貯金しようかなとか本人も色々考えている訳です。そんな時に、そういった企画があれば、「これはもう行くしかない」という言い訳が出来るわけです。


 因みに、私も最近オンラインスクール一つ購入しました。丸谷元人(はじめ)さんと言う方の「情報インテリジェンス講座」という講座です。これ5万円で買ったんですけど、決め手はやっぱり、期間限定の割引でした。その日までに買ったら安くなったんですよ。でも、これって結局自分自身へのいい訳なんですよね。このタイミングで買うのが賢い購買戦略だっていう言い訳を自分自身にしてるんです。


 じゃあ、私は買った後で後悔しているかということですが、全然公開していません。満足しています。何回も見直しています。先ほどのキャバレーもそうですよね。あまりのめり込んで借金作るようになると困りますけど、多分本人も満足していってるんですよね。そして、お店の方も売り上げが増えたら嬉しい、皆満足してるからそれで良いんです。


 また、そうやって企画を企画するとそれにのるか乗らないかは別にして、やっぱり詳細くらいは確認しておこうということになるので、ウェルビーイングオンラインスクールの詳細くらいは確認することになります。そうすると、ルーピングバックに進むことが出来ます。ルーピングバックは一回目のクロージングの後にやるからこそ効果的なんです。


 ところが、そもそもプレゼンとクロージングまで行っていなければ、ルーピングバックがルーピングバックにならないんです。だからこそ、仮にその場で購入が決まらなくても、そうやってプレゼン動画に進む大義名分を作ってあげるだけでも効果的なんです。この理屈お分かり頂けますでしょうか?


 そんな訳で、プロダクトローンチではないのですが、プロダクトローンチ的な考え方を取り入れることでまた一つ数字を伸ばすきっかけになりました。皆様の参考になるかどうかは分かりませんが、少しでも参考になりますと幸いです。


 最後に、これから起業したい方、副業を始めたい方、オンライン販売を強化したい方にお知らせです。私が全く経験のないところから、オンラインだけで月百万円稼ぐまでに学んだことを約23万字で徹底解説している拙著『情熱を金に変えろ!』(3000円)の原稿データ(PDFファイル)を現在無料でプレゼントさせて頂いています。


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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役 池上秀志

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 2017年9月からブログを書き始め、サイトの収益化に苦戦する。サイトを立ち上げてから初めの約2年半はほぼ無収入。ウォールストリートで年に50億円稼いでいたセールスの天才ジョルダン・ベルフォートより直線説得法を学び、初めての月間20万円、30万円、40万円、50万円と記録を更新し続け、3回目の緊急事態中に自宅から一歩も出ずに月100万円を達成。

 

 現在はブログやユーチューブなどの無料コンテンツの利用者は月間10万人、オンラインと電話だけで、対面営業無しで年間数百人の新規顧客を開拓し続ける。好きなことを仕事にしたい人や顧客獲得に悩む経営者の悩みを解決し、サポートしています。

​ ジョルダン・ベルフォートの直線説得法認定コースを2021年4月2日に修了する。

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