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私があなたにオンラインビジネスを薦めるたった1つの理由

更新日:2023年1月17日

何故オンラインビジネスをあなたに薦めるのか?資本主義の原理

 先ず初めに、そもそもの資本主義の原理と何故私がオンラインビジネスをあなたに薦めるのかをお伝えさせて頂きたいと思います。そもそも資本主義におけるお金とはどういうものでしょうか?


 お金の役割とは何でしょうか?


 お金とは別の言葉で言い換えるなら何に言い換えることが出来るでしょうか?


 これを先ずは考えてみましょう。お金がこの世の中に生まれたきっかけは物々交換の不便さが出てきたからだと言われています。初めは米を作る人は、肉や魚や野菜が欲しい、狩人は米や野菜や魚が欲しい、漁師は米や肉や野菜が欲しい、野菜を作る人は肉や魚や米が欲しいという状況が生まれた時に、交換していました。


 でも、それにはいくつかの不利点がありました。先ず第一にそういった食べ物は保存がききません。遅かれ早かれ傷んでしまうのです。


 そして第二に、常に需要と供給が一致しません。私は米がある、あなたは鹿の肉を持っているという状況で、私があなたの鹿肉が欲しいと思ってもあなたは米がいらないと思えば取引が成立しません。


 しかし、この状況においても、世の中全体で見れば、米が欲しいと思っている人がいるはずです。それなら、共通の価値をもつ仮想通貨を想定すれば、私がその仮想通貨と鹿肉を交換して、その狩人もまたその仮想通貨を用いて、その人が欲しいものと交換できるようになるのです。


 これは価値観が多様化した現代社会においては、もっと重要な役割を果たします。現代社会では、市場に出回っているものの大半が私には必要のないものです。欲しいとは思わないものです。世の中で販売されている大半の書籍や映画、CD、衣服は私は欲しくありません。


 そして、私が販売している商品も世の中の大半の人は欲しくはないでしょう。販売しているサービスやモノが多すぎて、物々交換ではお互いの需要を満たすモノやサービス、人を探すのが大変すぎるのです。


 それなら、共通の価値を持っていると仮定する通貨を決めてしまおうということなのです。先ほど、あえて仮想通貨という書き方をしましたが、それはビットコインやイーサムのことだけを指すのではありません。円もユーロも米ドルも全て、価値を持つという共通認識が共有されているだけで、その価値は仮定的でしかありません。


 ですから、ビットコインのような新しい通貨でも多くの人がそれに価値を感じるようになれば、立派に通貨として通用するようになるでしょう。ただ、現段階ではビットコインで買い物ができるお店はほとんどありません。それはこの社会にそれだけの価値が共有されていないからです。


 一方で、日本円は日本全国どこの店でも使えます。それは日本人全体で日本円の価値が共有されているからです。


 ですから、極端な話、もしも私が日本円に価値を感じていなければ、日本円では取引に応じずに「米じゃないと受け付けない」とか「純金じゃないと受け付けない」とかもっと極端に「野球のボールじゃないと取引に応じない」と言っても良いのです。


 ただ、それでは私が損するだけです。何故なら、仮定的と言えども実際に日本円は日本全国その価値が認識されており、取引で使えるからです。


 ただ、何らかの事情で1万円札が紙くずになることはあり得ますし、実際に100年前の100円というのはかなりの価値がありましたが、今では自動販売機でジュース1本買えるかどうかです。経済学ではこれを物価が上がったと表現しますが、物の価値は変わりません。米1キロは100年前も今も米1キロです。


 今は物価が上がったから、100年前の米1キロは今の米100グラムの価値しかないということにはなりません。上がったり、下がったりするのは、お金の価値の方です。これは人々の共通認識の問題です。日本という国全体で1万円でだいたいどういうものが買えるのかという認識が共有されているからこそ、お金の価値が安定するのです。


 ただ、何らかの事情で、近い将来日本円は使われなくなると人々が信じれば、一気に日本円の価値は下がるでしょう。お金の価値が下がるということはインフレーションが起こるということです。あるいはコロナの給付金のように日本国民にお金を配り続ければ、お金の価値が下がるので、インフレーションが起こります。これは単純な理屈です。


 例えばですが、日本人一人当たり毎月20万円配るとしましょう。そうすると、何のために時給1000円の仕事をするのでしょうか?


 月に数万円から10万円稼いでいるパートさんやアルバイトをしている人は働く理由がなくなります。また、年配の方からは信じられないかもしれませんが、我々の世代は手取り10万円台というのはかなり普通です。


 そうすると、わざわざそんな仕事をする理由がないのです。何もしなくても、毎月20万円入ってくるのですから、そうなると先ずは人を雇うためにより多くのお金が必要になります。賃金を上げざるを得ないのです。


 そして、賃金が上がるということは人々の収入が増えるということです。収入が増えると、少々金額が高くてもモノやサービスが売れるようになります。そうすると、企業は増えた人件費を回収するためにもモノやサービスの価格を上げます。これが日本全体で起こるまでにどのくらいのタイムラグがあるかは分かりません。


 分かりませんが、結局日本全体で供給されるモノやサービスはほぼ変わらずに、動くお金の金額だけが増えるのです。つまり、お金の価値が著しく下がるのです。これがインフレーションであり、経済学においては「物価が上がる」という言葉で解説されます。


 ここでおさえておきたい事は、お金とはモノやサービスと交換する価値があるということです。つまり、お金をたくさん持っているとは自分が交換したいモノやサービスの種類や量、質が増えるということです。


 ということは、お金が増えるというのは自由が増えるということです。これがより顕著に出るのは、労働市場です。あなたが労働でお金をもらえるのは何故でしょうか?


 世の中には色々な仕事がありますが、大半が被雇用者=サラリーマンか公務員です。これらの人は、自分自身の時間を切り売りしてお金を稼いでいます。


 そして、雇う側からすると、自分でやるのが面倒くさい、あるいは自分でやりたくない、あるいは全部自分でやるのは無理だからこそ、お金を払うことで他人の時間や労力を買っているのです。これが良いとか悪いとかそういう話でなくて、こういう仕組みになっているというそれだけの話です。


 このような仕組みになっていますから、基本的にはサラリーマンというのはつまらない仕事が多いのです。他の人がやりたがらないことをやるからお金がもらえるのです。特殊清掃員やセックスワーカーなどのように需要はあるけれど、やりたい人は少ないような職業は特に収入が良いです。それは資本主義の原理として、自動的にそうなるのです。


 簡単に言えば、一対一で商品やサービスを売れるかどうかです。そもそも、対面で一対一で話して売れない人は、オンラインでも売れないです。断定は出来ませんが、少なくともその確率は低いです。全く商品を売らなくても生きていけるのがユーチューブ広告やグーグル広告に頼ることです。


ですが、ユーチューブの広告収入で生きていこうと思うととんでもない再生回数が必要になります。ユーチューブでは一か月に100万再生はないともう終わりだと言われています。そうじゃないと生計が立たないというレベルです。売れてるとか売れていないという話ではないのです。そこから更に稼ごうと思うともっと再生回数は必要です。


 で、ここからはあくまでも私の主観です。賛成してくださる人もして下さらない人もいると思います。労働市場を見るとよく分かるように、お金というのは自由のことなのです。自由を切り売りするからこそお金がもらえるのです。


 そして、その仕事の大半は自分が心の底からやりたいことではありません。寧ろやりたいことではありません。だからこそ、お金がもらえるのです。なんとなくそれを口にしてはいけない雰囲気がありますが、それが多くの人にとっての事実ではないでしょうか?


 つまり、労働というのは自由を売って、お金を得ているのです。


 そして、ここで注目していただきたいのは、お金というのがそもそも自由のことですから、やりたくないことを仕事にしている人は、差し引きゼロつまり儲けがないのです。誤解の無いように書かせて頂きますと、サラリーマンのすべてが自分のやりたくない仕事をやっている訳ではないことは知っています。


 もしも、あなたがやりたいことを仕事にしているのであれば、すでにそれが天職でしょう。本書をお読みになる必要はありません。ただ、多くの人はそうではないというそういう話です。


 で、仮にあなたがやりたいことでお金が稼げるのであれば、そもそも自由を売っていないのです。自由を失っていないのにもかかわらず、お金が入ってくるのです。これって凄い儲けだと思いませんか?


 仮に月に20万円しか稼げなくても凄い自由です。これが私が無収入でブログを4年間書き続けることが出来た理由でもあります。そもそも好きでやっているから別にお金が稼げなくてもマイナスにならないのです。


 確かに仕事でやる以上は、全てが自分の思い通りにはいかないでしょう。あくまでも相手に価値を提供するのが第一です。


 それでも、それでお金が稼げれば、特に本書で解説させて頂く手法を用いて、ある程度の金額が稼げれば、儲かりまくりなのです。それはお金がたくさん稼げるという表面的な理由だけではありません。お金というものがそもそも自由のことなので、この自由がいっぱい稼げる=儲かりまくりなのです。


 これと逆の例を私は知っています。世の中には比較的稼げる業種とそうでない業種がありますが、比較的稼げる業種の1つはセールスパーソンです。会社に直接的な利益が生み出すのがセールスパーソンなので、稼ぎやすいのです。


 しかし、セールスパーソンにはノルマを設けている会社がたくさんあります。したがって、もの凄いストレスなのです。中には見せしめのように電話機を手にテープで巻きつけてノルマを達成できるまで電話させられる会社もあるそうです。


 そうやって、月にもらう100万円の給料は全て飲み代に消えていったという人の話を聞いたことがあります。こういう例は少なくないのでしょう。しかも、最終的にはストレス性の逆流性食道炎になってしまい、退職せざるをえなくなったそうです。これでは、給料100万円と言えども、儲かるどころかむしろ赤字です。


 このような考えから、私は自分の情熱を金に変えるということを推奨させて頂いているのです。これは正直、個人の意見に過ぎないと言われればその通りです。それでも、ここまでの話を真摯に聞いて、自分に正直になって考えてみると、私の意見に賛成してくださる方も多いと思います。私がブログを書き始めた理由は以上のようなことです。



資本主義の原理

 突然ですが、あなたは資本主義と共産主義の原理を説明できますか?


 この質問をぶつけると多くの方が自由の有無だと答え、更に詳しく聞いていくと言論の自由の有無に帰結すると考える人が多いのですが、そうではありません。資本主義の原理を先ずは理解することが、オンラインビジネスを成功させる第一歩になります。


 資本主義というのは自由主義経済機構を採用している国の在り方のことで、共産主義や社会主義というのは計画経済機構を採用している国の在り方のことです。その中でも共産主義と社会主義の違いは各学者によって言うことが違います。


 ある方は明確な違いはないと述べ、ある方は財産の所有を認めるかどうかであると答え、ある方は共産主義では最後はみんなが平等になるのに対し、社会主義では最後の最後まで政府が人民を管理するという立場は残すと答えます。


 共産主義と社会主義の違いを答えるのは非常に難しいです。中国や旧ソ連は共産主義と呼ばれるのに対し、旧東ドイツ、北朝鮮、キューバなどは社会主義だと言われることが多いように思います。


 そんな訳で共産主義と社会主義の違いは明確ではないのですが、計画経済機構と自由主義経済機構の違いは明確です。


 自由経済機構とは何をどれだけ作って、いくらで売るかは、それぞれ勝手に決めても良いという考え方です。一方で、計画経済機構というのは何をいくつ作っていくらで売るかは国が決めるのです。


 逆の言い方をすると、庶民が勝手に決めたらダメなのです。ということは計画経済機構では、オンラインビジネスが成り立たないのがお分かりいただけますでしょうか?


 というかそもそも起業すら叶わないのです。何をどれだけ作っていくらで売るかは国が決めるからです。


 一方で、自由主義経済機構では何をどれだけ作っていくらで売るかは一般庶民が勝手に決めても構わないのです。


 つまり、あなたも私も勝手に決めることが出来るのです。ですから、オンラインビジネスをある日勝手に始めても良いのです。ただ、税金を納めないといけないので、届け出は必要です。


 でも、届け出てダメだと言われることはありえません。承認されなければ、向こうが税金の徴収が出来なくなるだけです。


 では、資本主義においてはどのように価格が決まっていくのでしょうか?


 これもオンラインビジネスをやっていく上で非常に大切なことなので、簡単に説明させてください。


 先ず皆さんは学校の経済学で需要曲線と供給曲線の一致というものを学んだと思います。自由主義経済機構においては、何をどれだけ作っていくらで売るかを庶民に任せておけば、神の見えざる手によって、価格は一点に収束するという原理があります。これをイタリアの経済学者ジルフレッド・パレートにちなんでパレート均衡とかパレート効率という風に言います。パレート均衡の方はお分かりいただけるでしょう。均衡価格だから、パレート均衡です。


 では、パレート効率と呼ぶのは何故でしょうか?


 これはよくよく考えて頂きたいところですが、確かに資本主義社会においては理論上、価格は一点に収束するはずなのですが、別にあなたが何をいくらで売るかは自分で決めれば良い話なのです。あなたの自由なのです。にもかかわらず、どうして価格は一点に収束するのでしょうか?


 あなたが今着ているTシャツにはあなたが好きな価格をつければ良いのです。なのに、どうして均衡価格に収束するのでしょうか?


 一体モノの価格というのはどのようにして決まるのでしょうか?


 結論から言えば、価格というのは売り手と買い手が合意すればいくらでも構わないのです。これを忘れてはいけません。


 例えば、私の会社ウェルビーイング株式会社でイベントをする時には4時間程度のアルバイトの仕事に1万円を支払う時もあります。特にスキルも必要なく、ほとんどただ立っているだけの仕事に1万円です。


 しかも、本人が希望すれば昼食代はこちらで出します。希望しない場合はそのまま帰ってもらっても構いません。これはアルバイトを雇う際の労働市場からすると明らかにパレート均衡を上回る価格です。


 本来ならば、もっと価格を下げても人は集まるはずです。しかし、私がそれで良いと思っており、向こうもそれで良いと思ってくれているのでそれで取引は成立するのです。


 ただし、パレートの考え方によると、この時私の方に損失が生じています。何故なら、本来払わなくても良いお金を払っているからです。これが社会的な損失として計上されます。


 弊社の開催するイベントというのは年に数回ですし、人数も多くありません。ですから、参加される方にも喜んでもらいたいし、スタッフの方にも喜んでもらいたいと思っていますので、もともと赤字が出るような金額に設定しているのです。


 でも、これが社会全体で成り立つかというと絶対に成り立ちませんし、弊社だって部分的に赤字を出すのは構いませんが、全体で赤字を出すと困ります。そうすると、価格はどうなるかというと、先ずは売り手の方からすると、売れるもっとも高い金額で売りたいわけです。分かりやすいようにここではビールを例に取りましょう。


 例えばですが、あなたはビール1缶500円なら買うでしょうか?買わないでしょうか?


 ここではアサヒスーパードライにしましょう。アサヒスーパードライが500円なら買うでしょうか?買わないでしょうか?


 ここではもっと安くで買えるから買わないという選択肢はありません。日本全国どこのお店に行ってもアサヒスーパードライは1缶500円なのです。あなたは買いますか?


 私はそもそもビールを飲まないので、10円でも買いません。欲しくないのです。でも、ビールが好きな人は1000円でも買うという人もいるでしょう。


 逆に、ビール好きだけど、そこまで好きではないから300円なら買うという人もいるでしょう。この時に、300円なら買うとか400円なら買うという人からすると、買わないという選択肢を取る訳です。取引が成立しないので、考える必要がありません。


 そして、買う人からすると1000円でも買うという人は500円で買えたら、500円分得することになります。800円なら買うという人からすると、300円分得することになります。この得した気分を消費者余剰と言います。


 そして、売り手の方からすると、この金額なら売っても良いという価格が存在します。つまり、500円で販売しているけれど、本当は400円で販売しても良いと思っているのかもしれません。


 この時に、400円で販売しても良いと思っているのが500円で売れたらやっぱり100円分得します。300円で売っても良いと思っている人からすれば200円分得したことになります。この得したものを生産者余剰と言います。そして、消費者余剰と生産者余剰を足したものを社会余剰と言います。


 そして、自由主義経済機構に任せておけば、価格は社会余剰が最大になるような価格に収束します。正確な定義は「もはや社会の構成員の誰か一人の満足度を下げずには価格を上げることも下げることも出来ない価格」です。


 つまり社会全体の満足度が最大になるような価格に収束するのです。これがパレート均衡であり、パレート効率です。単に均衡してるだけではなく、効率が良いのです。先ずはこれをおさえておいてください。


パレート効率は存在しない

 このように経済学の学問上はパレート効率は存在するのですが、実際にはパレート効率は存在しません。パレート効率が成立するには完全市場が必要です。完全市場というのは、物理学における真空状態のようなものです。パレート効率の条件は以下の通りです。


1.社会の構成員全員が自らの経済的利益が最大になるように行動すること

2.情報の対称性

3.自由参入、自由退出

4.財の同質性


 順にみていきましょう。先ずは社会の構成員全員が自らの経済的利益が最大になるように行動することという原則があります。これは1円でも安ければ、安い方を買うという原則になりますし、売れるなら1円でも高く買うという原則です。


 しかしながら、実際には少々高くても昔なじみの店で買うとか、顔なじみのお客様には安くで売るとか、場合によっては無料でプレゼントすることもあるでしょう。実際の社会では、経済的な利益が最大化するようにいつも行動するとは限りません。


 2つ目の情報の対称性というのは、売り手と買い手が同じ情報を共有しているという前提です。ですが、通常消費者はその商品の背景などが見えていません。売り手の方も買い手の方の懐事情が見えていません。この原則から導き出される結論は、買い手の方に、つまり見込み客に商品やサービスの全情報を提供しないと公平な取引は出来ないということです。


 詳しくは後述しますが、これがセールスパーソンの仕事です。セールスパーソンの仕事は見込み客に適切な判断をしてもらうことです。


 そして、適切な判断材料を提供するのはセールスパーソンの仕事です。決して無理やり買わせるのがセールスパーソンの仕事ではないのです。ただ、現実にはこれが徹底されていません。情報の対称性を徹底すると潰れる会社はたくさんあるでしょう。


 しかし、そんな会社はつぶれたほうが世の中の為なのです。


 3つ目の自由参入、自由退出ですが、これは市場に自由に参加し、自由に退出できなければいけないということです。ここであなたに質問ですが、あなたは今すぐにでもビール市場に参入することが出来るでしょうか?


 つまりビール工場を作って、従業員を雇って、販売先を確保するということが出来るでしょうか?


 それだけの財力があれば、そもそも死ぬまで好きなことをして暮らせますから本書をお手にとっていないでしょう。ですが、これは別にあなただけではなく、大半の人には無理なことです。私も無理です。そして、退出する方はどうでしょうか?


 ビール工場を作って、従業員を雇って、上手くいかないから明日から工場を閉鎖しようということが出来るでしょうか?


 これも出来ません。そんなことをしたら、町に失業者があふれてしまいます。それに先に投資しているお金を少しでも回収しないといけません。一度作ったら、少々赤字でも運転し続けるしかないのです。京都の大山崎というところにサントリーのビール工場がありますが、作って20年くらい赤字続きだと聞いたことがあります。それでも、運転し続けるしかないのです。


 4つ目の財の同質性ですが、これはビールなら全て同じビールでないといけないということです。しかし、実際にはエビスビールとかサントリーのプレミアムモルツとかアサヒスーパードライとか色々な銘柄があります。そのそれぞれは違う商品なのです。


 ですから、完全市場は存在しません。逆の言い方をすれば、情熱を金に変える秘訣は財の同質性を許さないことにあります。つまり、他の人には提供できない商品やサービスを作るのです。そうすれば、価格競争に陥らなくて済みます。


 ただし、世の中にないものを販売するのですから当然売るのは難しいです。マーケティングもセールスも難しいです。そのやり方については後述します。


 また上記4つの原則とは別に、パレート効率というのは社会全体において成立することであって、実際には均衡価格が500円のビールでも1000円でも買いたいという人はいるのです。別に1000円で買っても良いという人に1000円でビールを買うことは悪いことではありません。価格とは売り手と買い手が合意すればそれで良いのです。


 ただし、もちろんそういう人を探してこないといけないので、営業コストはかかります。ですから、どちらを選択するかはその人の自由です。選択肢として頭に入れておくことは重要です。

効用

 資本主義を理解する上でもう一つおさえておかなければいけない基本概念は効用という概念です。効用と言うのは満足感のことです。ものすごく物事を単純に考えるなら、人が物を買う理由はたった1つ、効用が得られるからです。つまり、満足するのです。


 お腹が膨れる、美味しい、気持ち良い、便利、役立つ、勉強になる、楽しい、嬉しい、暮らしが豊かになる、これらは全て効用という一つの言葉で表現されます。人はすべからくこの効用を得んがために買い物をするのです。


 ということは、物を売りたければ、それも高値で売りたければ、この効用を上げるしかないのです。つまり、相手に何らかの形で喜んでもらうしかないのです。


 そして、この効用は変化します。ビールの例で言えば、真夏に1時間走った後のキンキンに冷えたビールを飲んだ時の効用はたまらなく高いと思います。ごくごくごくと喉を鳴らしながら、一気に飲み干しプハーッと息をついて、もう一本、これも飲み干しもう一本、更にもう一本と飲んでいると徐々に一本目のおいしさは味わえなくなっていきます。


 そして、遅かれ早かれもう欲しくないと感じるようになります。つまり、ただでも買わないというところに到達するのです。これが限界効用です。


 ただし、次の日に暑い中1時間走るとまたビールが欲しくなります。ビールが美味しくなります。つまり、効用が増すのです。このように効用が変化するということも覚えておいてください。


 そして、価格というのはこの効用と言うのも含めて考えて作られるべきです。例えばですが、1本目のビールは1000円でも買いたい、2本目のビールは800円でも買いたい、3本目のビールは500円なら買いたい、4本目のビールは200円にしてくれるなら買っても良い、5本目のビールは100円なら買っても良いという条件を考えてみましょう。


 この時、価格を200円に設定すると買い手は4本買うので800円の売り上げです。


 一方で、500円に設定すると3本買ってもらえるので1500円の売り上げです。1200円に設定すると、買ってもらえないので0円の売り上げです。このように、効用の変化も考えて価格を設定する必要があります。



資本主義の原理から見えてくる正しいオンラインビジネスの在り方

 このように資本主義の原理を、簡単にではありますが見ていきますと、先ず何が分かるかというと、別に今日からでも起業をして良いということです。今日から好きな商品やサービスを作って販売しても良いのです。何人たりともこの自由を侵害することは出来ません。 


 そして、そうやって作る商品は人々に効用を与えるものでなければいけません。そして、それを販売する前に、その商品やサービスの全情報を見込み客に与えなければいけません。


 そして、販売価格はパレート効率を基本としながらも若干上下しても構わないし、そもそもある程度価格を上下させないとパレート効率は分からないのです。


 それから、なるべく自由参入、自由退出が可能な商品やサービスを選ぶべきです。少なくとも、小さくテストして、その後大きく発展していける可能性を持つようなものを選ぶべきです。


 いきなり数千万円や数億円の借金をして、事業を回すのは勇気がいりますし、多くの人にとってはハードルが高いと思います(とはいえ、もしもあなたがやってみたいのであれば、止めません)。


 それから、財の同質性がなるべく働かないような商品やサービスを選んだ方が価格競争に陥らなくて済むということです。他の人も提供しているようなサービスや商品だと「よその会社ではもっと安いんですけど」と言われたら安くせざるを得ません。


 これらの要素が、オンラインビジネスの正しい在り方です。日本は資本主義の国です。この原理原則に反する商売は絶対に上手くいきません。考えてみてください。誰でも簡単に月100万円稼げる仕事があったとしましょう。


 しかし、誰でも簡単に月に100万円稼げるのであれば、皆がその市場に参入しないでしょうか?


 誰でも簡単に出来るということは財の同質性が働くということであり、自由参入が簡単であるということです。そうすると、多くの人がその市場になだれ込みます。


 ですから、「神の見えざる手」によって販売価格は下がります。販売価格が下がるということは、月に100万円稼げないということです。


 もしもあなたが、自分の情熱を金に変えて、好きなことだけで飯を食い、更に贅沢なことに大金を稼ぎたいのであれば、並外れた努力が必要なのです。これも資本主義の原理から分かることです。財の同質性が働かないような商品やサービスを作らないと少ない元手でまとまったお金を稼ぐことは出来ません。


 しかし、財の同質性が働かないということは、世の中にないものを作るということです。世の中にないものを作って更にそれを販売しないといけないのです。創造の努力も営業努力も多大なものになります。


 でも、あなたはそれが好きなんですよね?


 それならば、その過程も楽しいものであるはずです。もしも、そう思えないなら、「好き」などとは言わないことです。「好き」と「都合が良い」のは違います。「好き」というのは、多少の困難があっても楽しいと思えるようなもののことです。男性の皆さん、好きな女性の為なら重い物を持つのもなんてことはないでしょう。


 寧ろ、喜んで持たせてもらうでしょう。私は女性の気持ちは分かりませんが、私のことを愛してくれる女性は嬉しそうに私に色々なことをしてくれます。そこに甘えてはいけないと思いますが、こちらが感謝すれば相手も喜んでくれるので、甘えるところは甘えさせて頂いています。


 仕事も同じです。少々苦労しても、苦労とは思わないようなものでなければ、あなたが「好き」だという資格はありません。


第二章オンラインビジネスでご飯が食べられるまでの道筋

 第二章ではオンラインビジネスで生計が立てられるようになるまでの道筋を解説させて頂きたいと思います。自分で言うのも変なんですが、私がブログを書き始める時に、今の自分にオンラインビジネスの基本を教えてもらいたかったです。というもの、私今から思えばかなり遠回りをしていました。ここからは、私が実際にたどった道のりとあなたにおすすめする道のりの両方を書かせて頂きたいと思います。


 先ず、私がブログを書こうと思ったきっかけとなる1冊の本があります。Gary Vayner Chuckという方が書いた『Crush it』という本です。英語表記だとちょっとなじみが出にくいと思いますので、以後ゲイリーさんと表記させて頂きます。


 ゲイリーさんはヨーロッパからの移民の子供で家はワイン商店でした。そのゲイリーさんの原体験として、野球選手のカードをコストコで大量に買ってきて、その中から価値のあるものを組み合わせてパッケージ商品にして販売するというのがありました。


 つまり、大量に安売りをして売っているコストコは、野球の知識がないか、面倒くさいかのどちらかで大量に詰め合わせて手頃な価格で売っているのです。その中から価値のあるものを選び出し、より高い価格で販売するのです。


 私は子供のころ、プロ野球チップスを買ったので分かるのですが、レアカードがあるのです。有名選手のものであったり、キラキラになっている特別なものであったり、月間MVPを獲得した時の記念のものであったり、様々です。


 プロ野球チップスというのはポテトチップスの袋にカードが一枚入っているのですが、例えばそれを月間MVPの4月から9月までそろえるとか、巨人軍のオーダーを1番から9番までそろえるとかしようと思うと何個買わないといけないか分かりません。金額も手間もどのくらいかかるか全く想像もつきません。おそらくアメリカでも同じようなものがあったのでしょう。


 ただ、コストコで大量に買えば、何らかのパッケージは買った後で作ることが出来るはずです。4番バッターを集めるとか、ある特定のチームのオーダーで組み合わせるとか、サイ・ヤング賞を獲得した投手で組み合わせるとか、そういった組み合わせを自分で考えて、それぞれ違う価格で売れば良いのです。


 それで、ゲイリーさんはちゃんと元手を数倍にしたのでした。それがゲイリーさんの子供時代の話です。その経験から、それと似たようなことをオンラインでやることを思いついたのです。


 つまり、ここで重要になったのは情報の格差なのです。プロ野球チップスで言えば、中になんのカードが入っているか事前に分かっていれば、価格はまた変わるはずです。


 ただ、プロ野球チップスの場合は、その情報を伏せておくことで、買う人に楽しみを与え、また価格もポテトチップスよりもちょっと高い程度に抑えられています。また、特定のカード(例えば松井秀喜選手のキラキラカード)を買おうと思っても買えないところに価値があるのでしょう。


 でも、ゲイリーさんはあらかじめ、このカードを売るという情報を開示したうえで、価格をつけたのです。ワインも同じです。最終的には飲んでみないと分からないのは当然ですが、飲む前にゲイリーさんが色々と解説してくれるので、買う方としては買いやすいのです。この場合は、同じワインでもワイン+ゲイリーさんの情報というものがついたので財の同質性が働かなくなりました。


 それにもかかわらず、ワインの販売価格は他者と変わらないとなると、実質の価格が下がるのです。商品が同じなら、安い方を消費者は選びます。という訳で、ゲイリーさんは大儲けしたのです。この話からも分かるように、全く新しいものを作らなくても既存のものを全く新しいものに変えても良いのです。


 ここで重要なのは情報の格差です。簡単に言うと知っている者と知らない者の差です。普通は好きなことというのは一般の人よりも詳しいものです。


 しかし、この度合いはある程度高くないといけません。例えばこのゲイリーさんの例で言えば、私はゲイリーさんのワインショーは見ません。


 何故なら、ワインを飲まないからです。ゲイリーさんは当時ワインライブラリーというドメイン名でサイトを作ってそこに動画を投稿していたのですが、私は絶対にワインライブラリーを観ません。興味がないからです。ワインライブラリーを観る人は多かれ少なかれワインが好きな人たちです。そのワインが好きな人たちに対して、情報を提供していくことになるので、求められる情報のレベルはかなり高いはずです。


 ただ、やっぱりワイン屋さんは一般の方よりはワインに詳しいのでしょう。そして、そのワイン屋さんの話を聞けば、自分がワインを買う時の参考になります。この情報そのものが商品になっているのです。


 もちろん、この情報提供自体は無料です。情報提供自体は無料なのですが、実際はワインを買う際には、その情報量がワイン代に含まれていると言って良いでしょう。その情報を見るからこそゲイリーさんのお店からワインを買うのです。


 よほど意地汚い人でもない限り、そこから情報だけもらってゲイリーさん以外の店からわざわざ買うということはしません。それは性格がひねくれていると言わざるを得ないでしょう。そんな訳で、同じワインでもゲイリーさんの店で買うワインには付加価値があるのです。それにもかかわらず、価格は同じなのです。


 そして、ゲイリーさんはこれからの時代は一人一人が自分の情熱をお金に変えるべきだとその本の中に書いておられました。また、私がゲイリーさんから学んだ一つの重要な教訓は時間がかかるということです。オンラインに自分の知識を提供していく、つまり価値を提供していくのですが、今日からそれを始めて明日にはお金が入るとか半年後に生計が立てられるようになるとか思ってはいけないと書いていました。時には数年かかるとも書いておられました。それでも、お前はそれが好きなんだろう?と語りかけられました。


 それを見て私なら出来ると思いました。本書をお手に取ってくださったあなたもそのうちの一人でしょう。


 そして、更にプラットフォームも同じように自分の情熱に即したものを選ぶべきだと書いておられました。例えばですが。文章を書くのが好きな人はブログ、話すことが好きな人はポッドキャスト、話すことだけではなく、編集も含めた動画が好きな人はユーチューブといった具合です。私は走ることと文章を書くことが好きなので、ブログを選びました。


 そして、とにかくランニングに関する有益な情報を書き続けました。人はそれを見て、「お前のブログはブログじゃない」と言いましたが、そんなことは気にしませんでした。資本主義の原理とゲイリーさんの本から分かることは、価値のある情報を提供しないといけないということです。そして、ブログを書き続けました。いつかはお金になると信じて。


 ところが、いくら書いてもお金になりませんでした。まるでお金を稼げないのです。と言っても、ゼロではありません。先ずは、ブログの延長として電子書籍を販売しました。それから伝説のマーケターと呼ばれる神田昌典さんの書いた本を数冊拝読し、セールスレターも書いてオンラインスクールも販売し、月に10万円を初めて突破しました。


 ただ、あとが続きませんでした。有名人ではないのでそもそもブログを読む絶対的な分母が限られています。その数少ない対象に向かって商品を販売すると言っても限界がありました。今から考えても、セールスレターの威力は100点満点です。販売できる人全てに販売したと言っても過言ではないでしょう。


 それでまたどうしようかなと考えました。そのまま同じ方向性で努力を続けるのか、それとも方向性を変えていくのか、考えていました。そんな時に観たのが「ウルフオブウォールストリート」という映画でした。



 これは実在したセールスパーソンジョルダン・ベルフォート氏を基にした映画です。ジョルダン・ベルフォート氏は株のブローカーとして、株を電話で販売していくのですが、その売り方が非常に洗練されており、天才的なセールス力を発揮し、更にそれを人に教えることに長けていました。


通常、天才というのは人に教えられないという欠点をもっているのですが、ジョルダン・ベルフォート氏は自分が天才で更に教えるのも上手いという長所を持っていました。そして、会社を創業し、自ら陣頭指揮をとってセールスパーソンを育て上げると短期間でありえないくらい会社を大きくしました。


ただ、残念なことにマネーロンダリングや違法薬物の使用、株式操作などいくつかの犯罪を犯し、刑務所に入ることになります。しかし、一つ間違いないのはそのセールス技術です。出所すると、今度は不動産のブローカーになり、また一財産を築きました。


 そして、ジョルダン・ベルフォート氏が同じようにオンラインスクールを作っているので、私もそれを購入して勉強しました。


 そして、ジョルダン・ベルフォート氏がやっていたように、こちらから一人一人に声をかけて、商品を販売していったのです。実際には、ランナー用のオンラインスクールをインスタグラムやフェイスブックで販売していったのです。本格的にオンラインビジネスだけで生計が立てられるようになったのはその頃です。


 しかし、それだけでは限界がありました。何故なら、自分の行動量に限界があったからです。不動産や株というのは単価が大きいのでそれでも良かったのかもしれませんが、ランナー向けのオンラインスクールは単価がそこまで大きくありませんし、そもそもの話をすると需要もそれほどありません。あるかないかで言えば、あります。


 ですが、先ず走っている人の割合が限られていますし、その中で速くなりたい人の割合もそれほど多くありません。また、ランナー向けのオンラインスクール自体なじみがないものなので、ピンッとこない人も多かったです。


 そんな訳で、この先このやり方で続けるのもちょっと無理があるかなと思いました。そこで、考えたのがそうやって一対一でやっていたセールスを一体多数で出来ないかなと思ったのです。そこで、もう一度ブログやユーチューブの方に戻ったのです。ブログ、ユーチューブ、メルマガこのあたりを使えば、一体多数のセールスが可能になるではないかと思った訳です。


 そこで、それを実践すべくまた新しいジョルダン・ベルフォート氏のオンラインスクールを購入しました。そして、それを購入して勉強していくうちに私が抱えていた問題点が分かりました。それは、広告宣伝費をかけなかったということです。


 先述した通り、私が作ったブログ、オンラインスクール、セールスレターともに反応は良かったのです。良かったにもかかわらず、それで生計を立てられなかったのは、分母が小さかったからです。


 そもそものブログを読んでくれる圧倒的な母数が少なかったので、上手くいかなかったのです。でも、ブログ自体も高評価でしたから、それであればブログに宣伝広告をつければ良かったのです。


 ただ、宣伝広告をつけるとその分経費が増すので、メイン商品の単価を上げるか、収入が落ちるかのどちらかを受け入れないといけなくなります。それを防ぐために、先ずは買ってもらいやすい電子書籍を作りました。この電子書籍を販売することで、とりあえず何か買ってもらえるようにしたのです。


 この低額の電子書籍を買ってもらえるようになると、そこから宣伝広告費を捻出するということが出来ますので、先ずは低額の商品を買ってもらうということを目標に置き、そこからメイン商品を販売していくという形態をとりました。


 また電子書籍を買ってもらえると消費者の方にもこちらのレベル感がなんとなく分かります。つまり情報の対称性が実現するのです。あなたも返金不可の情報商材を買って痛い目に合ったことはないでしょうか?


 私はあります。今から思えばですが、こうなってしまったのは、その人の書いたブログを読んだり、ユーチューブをじっくり見たりということをしなかったからです。もちろん、それでも買ってしまったということにはそれなりの理由がありました。売り方が上手かったのです。それだけは認めます。


 ただ、時代は変わっています。消費者の方も知識がついているので、だんだんオンラインで情報商材を買うのにも慎重になってきています。昔のようなやり方では通用しないでしょう。オンライン販売のやり方は変わりつつあります。そのポイントの一つが情報の対称性です。自分に都合の悪い情報を隠し、都合の良い情報だけを出す時代は終わりました。長所も短所も隠さずに消費者に伝えて、その上で決断させてもらうという時代になっていますし、これからどんどんそうなっていくべきです。


 それこそがパレート効率を実現させるために必要なのです。私はウィンウィンという言葉は好きではありません。打算を感じるからです。ただ、売り手と買い手の両方が効用を得なければいけないとは思っています。


 そのためには、取引前に両者が必要な情報を全て共有していなければいけないのです。売り手の方は単純です。ちゃんとお金を払ってくれるのかどうか、それさえ分かっていれば良いのです。ただ、買い手の方は色々と知っておかないといけない情報があります。


 ですから、その情報を提供するのがセールスパーソンの仕事です。私はずっとそうやって商売をやってきて、今に至ります。その経験から分かっていることは、与える情報量は多ければ多い方が売れるということです。文章は短く簡潔にというのは噓です。今の時代長文は読まないと思っているのは、素人だけです。今の時代でも最も効果的なマーケティングとセールスの手法は長文の手紙です。長文の手紙で買ってもらうと書くと、何か長々と「買ってください」とお願いするのだと思うでしょう?


 それは違います。この長文の手紙で、購入者がどの商品を買うべきかが分かるような情報を提供しているのです。あるいは買うべきか買わないべきかが分かるような情報を提供しているのです。このように書くと、「ということはその手紙を読んで買おうと思っていたのに、買わないという決断を下す人もいるじゃないか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。その通りです。それで良いのです。


 セールスパーソンの仕事は「買うべき商品、あるいは買った方が良い商品を買うように説得すること」であり「買うべきではない商品を買わないように説得すること」です。そして、この原則を貫くことが結局はあなたの売り上げを増やすことになるのです。


 何故なら、あなたの言葉が生きるからです。あなたの言葉に魂が宿るのです。人は常に自分自身に対して誠実に生きている人の言うことは聞きます。ただ、風向きで向きが変わる風見鶏のような人や八方美人の言うことは聞きません。好かれるかもしれません。でも、信頼はされません。人から好かれるのは良いことです。私はこの点損をしているでしょう。あまり人からは好かれません。


 しかしながら、商売においては人から好かれるよりも重要なのは、信頼されることです。もちろん、嫌われるのも困ります。そういう意味でコミュニケーション能力も重要です。礼儀正しくあるのも重要です。


 でも、それよりも大切なことはその分野の専門家として認知されることです。「あの人の言うことは聞いたほうが良い」と思われることが何よりも大切なのです。そして、専門家というのは買うべきではない商品は買うべきではないと言えて、買うべき商品は買うべきだとはっきり言ってくれる人のことです。


 また、これを貫くことでさらなるメリットが生まれます。それはリピーターさんが増えるということです。一般の会社の営業部にはノルマというものがあります。ノルマというのはもともとは計画経済機構の概念です。計画経済機構では、何をどれだけ作っていくらで売るかは政府が決めるのです。


 ですので、ここの工場では机を100個作ってくれのように数字があてがわれるのです。この数字こそがノルマです。これを達成しないとシベリア送りにされたりするわけです。資本主義社会においてはノルマというものはあってはいけないのです。あってはいけないのにあるんです。ノルマが課せられるとどうなるとかいうと、悪質な売り方をする人が出てきます。郵便局でも同様のことが起きました。保険をノルマにした結果、お年寄りをだますような形で無理やり契約させるようなことが相次いだのです。


 そんな中で、一人だけ正しい知識を提供してくれる人がいたらその人から買おうと思わないでしょうか?


 私は思います。私は仕事とランニング以外に好きなことはほとんどありませんが、もしもお酒を買うならお酒好きから買いたいと思います。アパートを探すなら、その地域のアパートやマンションに詳しい人から借りたいです。


 逆にですが、ランニングシューズを買いに行くと、私よりも知識も経験もない人からランニングシューズに関する講釈を聴かされることがあるので、うんざりします。それでも自分で判断して買えば良い話なので、買うのですが、オンライン販売ならその人から買おうとは思わないでしょう。


 オフラインなら、「せっかく来たんだから買おう」と思ってもらえるところもオンラインでは許されないのです。この価値ある情報を提供するというのがユーチューブやブログの基本的な考え方です。

 

 実はここまでは『詳説情熱を金に変えろ』という書籍のほんの一部です。こちらの書籍は自由な人生を構築し、自分の好きなことを仕事にする方法を約23万字で徹底解説しており、現在メルマガ登録して下さった方に原稿データをPDFファイルで無料プレゼントしています。


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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役 池上秀志

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 2017年9月からブログを書き始め、サイトの収益化に苦戦する。サイトを立ち上げてから初めの約2年半はほぼ無収入。ウォールストリートで年に50億円稼いでいたセールスの天才ジョルダン・ベルフォートより直線説得法を学び、初めての月間20万円、30万円、40万円、50万円と記録を更新し続け、3回目の緊急事態中に自宅から一歩も出ずに月100万円を達成。

 

 現在はブログやユーチューブなどの無料コンテンツの利用者は月間10万人、オンラインと電話だけで、対面営業無しで年間数百人の新規顧客を開拓し続ける。好きなことを仕事にしたい人や顧客獲得に悩む経営者の悩みを解決し、サポートしています。

​ ジョルダン・ベルフォートの直線説得法認定コースを2021年4月2日に修了する。

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