こんにちは!
本日はある方から以下のようなご質問を頂きましたので、質問と回答を共有させて頂きます。
ご質問
「池上様のYouTube拝見して、セールスやコピーライティングの知見がおありであることでYouTubeをとても楽しく拝見させて頂きました。
質問になりますが、自分自身も営業を鍛えた後に商品販売に挑戦していきたいのですが強みや実績が無いと商品販売は難しいのでしょうか?」
これに対する私の回答は以下の通りです。
回答
ご質問ありがとうございます。
結論から言えば、強みや実績が無ければ難しいのは難しいです。逆の言い方をすれば、強みや実績があった方が楽は楽です。
ただ、これはあくまでもプラスアルファとしての材料であり、お客様の方からすると実はあまり関係のない部分でもあります。
いくつかの観点から説明させて頂きますと、先ず第一に自転車のかごの法則というのがありまして、人は実績に寄って来るものです。これは商店街に駐輪されている自転車のかごにゴミを一つだけ入れるとその自転車のかごだけどんどんゴミが集まってくることから名づけられた現象です。
全く同じ商品を同じ価格で販売していたとしても「これまで3人の方にお使いいただき、とっても満足して頂けます」というよりも「これまで3万人の方にお使いいただき、とっても満足して頂けます」と言った方が売れやすくなります。
ただ、当たり前の話ですが、誰もが初めは0からのスタートなので、地道に実績を作っていくしかにということとここで大切なのは実績を強調するということです。たった一人でも喜んで下さった方がいらっしゃったのであればそれは事実なので、そこの事実を強調すれば良いのです。
仮に3人でも良いし、5人でも良いけど、実際の所使った人はどう思っているのかというのは重要な情報になり得るということです。
あとは少し視点を変えて、私がやっているようなコーチ業、先生業であればやはりある程度自分が実績を持っている方が説得力は出ます。ただ、一方で私の実績があるかどうかは生徒の人からすると実は関係がありません。生徒にとって大切なのは生徒が伸びているのか伸びていないのかです。
そして、これに関してもいくら選手としての実績があっても初めは指導者としての実績は0なので、やっぱり初めは皆0からのスタートであることを受け入れるしかありません。
次に、強みについてですが、これは差別化と捉えると良いと思います。他の供給者や他の競合他社との差別化をどうやって図るのか、それが強みと言えると思います。強みが無いと正直生き残るのは難しいです。何故ならば、強みとはすなわち選ばれる理由だからです。
ただし、強みというのもあまり難しく考える必要はありません。例えば、ローカルビジネスが比較的簡単であるのは「家から近い」ということが強みになるからです。つまり、大きく稼ぐのは難しいかもしれませんが、近所の人は集まりやすいし、近所の人からすると無いと困るくらいの存在です。
あるいは単純に、大企業では決して得られないようなきめ細やかなカスタマーサポートをするとかでも良いと思います(購入前にそれを約束することも重要)。
あるいは別の例で言えば、結婚も別に美男美女だけがするものではないですし、必ずしも女性は優れた男性だけを選ぶ訳ではありません。ただ、いわゆる平均的であったとしても「自分にとっては一番」であれば良いのです。つまり、自分のことを大切にしてくれて、気遣いしてくれて、ちゃんと守ってくれて、自分のことを喜ばせようと頑張ってくれていれば別に平均的であったとしても「自分にとっては一番」なのです。
このように考えていくと強みを作ることも努力は必要ですが、決して難しいことではないことがお分かり頂けると思います。強みは必須ですが、努力次第で何とでもなる領域になります」
というのが私の回答でした。いかがでしたでしょうか?
参考になりましたら、幸いです。
さて、現在「人に話を聞いてもらうための話し方講座」という講座を作成中です。人間は無意識のうちに瞬時にこの人の話を聞くべきか否かを判断しています。
そして、この無意識のテストをクリアしないと話を聞いてもらえすらしません。そして、当たり前ですが、話を聞いてもらえなければ何も始まりません。契約なんか取れる訳が無く、文字通り売り上げ0です。
次の講義ではこの人間の無意識の関門を突破する方法をお伝えさせて頂きます。また、完成次第ブログでもお知らせさせて頂きますので、引き続き是非ブログをご確認ください。
また、現在私が営業経験無し、ネットビジネス経験無しの全くの素人から初めて月収100万円を達成するまでに学んだ様々なことを拙著『情熱を金に変えろ』(3000円)の中で約20万字にわたって徹底解説しているのですが、こちらの書籍の原稿データをPDFファイルで無料プレゼントしております。
お受け取りになられたい方は是非こちらをクリックして、お受け取り下さい。
Comments