ネット起業してお金を稼ぐ3つのステップ
- 池上秀志
- 6月7日
- 読了時間: 13分
突然ですが、あなたはネットでお金を稼ぎたいと思われたことはあるでしょうか?
今回はそんな方のためのとっておきの情報です。
私自身もずっとネットでお金を稼ぎたいと思っていました。何故ならば、自由が手に入るからです。満員電車の通勤電車に揺られながら、決められた時間に決められた職場に行き、別に尊敬してもいない上司のいう事を聞かなくても、望めば遥か縹渺の太平洋、美しい陽の光差する高級ホテルの一室でも、悠々寄する雲海の向こう側に芙蓉峰を望みながら、山の中の喫茶店でコーヒーを飲みながら仕事出来るからです。


最近はネットでお金を稼ぐと言うとユーチューブの方に行く方が多いですが、最も制約を受けないのは今でもブロガーと言えるでしょう。撮影するとなると、場所や機材の制約を受けますが、ブログであればパソコン一台でいつでもどこでも情報発信が出来ますから。
また、ネットでお金を稼ぐことの最大のメリットは寝ていようが、映画を観ていようがお金が入ってくることでしょう。いわゆる不労所得というやつです。
実際には、ブログを書いているのは自分ですから、完全な不労所得というよりは労働所得にてこの力(レバレッジ)が働いて力が倍加されるというイメージの方がしっくりとくるのですが、いずれにしても、時間給ならば働いている時間しかお金にならないものが、働いていなくてもお金になるというのも最大のメリットと言えるでしょう。
そんな私が初めにネットでお金を稼ぐことを夢見たのは2017年のことでした。そこから生計を立てられるようになるまでに、丸3年を要しましたが、それ以降は順調に事業が成長しており、年収3300万円までは去年の時点で到達しました。今回はそんな上手くいかないことも比較的上手くいったことも経験した私が、だいたいこの通りにやれば良いという3ステップをあなたにお伝えさせて頂きますので、真剣な心持ちでお読みいただけますと幸いです。
1販売する商品やサービスを決める
これは本当に私自身も私の会社の副社長も思っていることですが、初めに販売する商品やサービスを決めておけば良かったと思っています。我々を含めて多くの方がなんとなくユーチューブを始めたり、なんとなくブログを書き始めるのですが、これは本来望ましいことではありません。
何故望ましくないかと言いますと、物事はゴールから逆算することによって成り立つからです。偶然そうなるのではなくて、逆算することで必然になるのです。
恋愛に例えると分かりやすいでしょう。確率論的に言えば、偶然良い人と出会って、偶然親しくなり、偶然恋仲になり、偶然男女の関係になり、偶然結婚するよりも、初めから結婚をゴールに置き、そこから逆算して自分に何が必要か、相手には何を求めるのかを決め、それに合致する相手を探し、そこから逆算して組み立てた方が上手くいく可能性ははるかに高いです。
最近はあまり聞かなくなりましたが、お見合いはその典型と言えるでしょう。当事者同士のみならず、周囲の人間までも結婚適齢期の男女を結婚をゴールに見合わせる訳ですから、上手くいく確率は高いです。
逆に、お互い良い感じなのに、いつまでも互いに一歩踏み出さずグダグダしているうちに上手くいかなくなった男女の組み合わせがあなたの周りにもいないでしょうか?
ゴールが定まっていないから、いつまでも次のステップが明確にならないのです。
ただ、恋愛の場合は放っておいても上手くいく可能性ははるかに高いです。何故ならば、我々の本能にきちんとプログラミングされているからです。だいたい、ホモサピエンスの歴史で10万年と言われていますが、この10万年間のデータの蓄積というものが我々の遺伝子に入っていますから、割と上手くいきやすいです。
だいたい皆一度は結婚して子供を授かるのはこの遺伝子のお陰です。
ただ、残念ながら商売の方は誰もが優秀な起業家になるような遺伝子を持っていません。つまり、本能のままに生きていてもなかなか上手くはいかないのです。ですから、後天的に逆算方式でプログラミングし直す必要があるのです。
では、恋愛のゴールが種の保存にあると考えるのであれば、一体商売のゴールは何でしょうか?
商売のゴールはお客様の願望実現を手助けするか、お客様が抱えているお悩みを解決するかのどちらかもしくはその両方です。
例えばですが、紙を切る時に別に手でちぎっても良い訳ですが、はさみがあれば素早く綺麗に切ることが出来ます。はさみは手でちぎろうとして、上手くちぎれなくて変なところが破れてしまったという悩みを解決すると同時に、紙を素早く綺麗に切るという願望を実現してくれるのです。
ここが定まると、自分が対象とする人が自然と定まります。
私の場合で言えば、長距離走、マラソンが速くなりたい方の目標や夢の達成を手助けするか悩んでいる方のお悩み解決を商品内容に据えました。
そして、ここが定まると自然と価格帯もなんとなくは定まるのです。
例えば、同じ車を販売するにしても「アウトドアを家族で楽しむ人を増やしたい」という思いで事業をするのであれば、軽自動車もフェラーリもランボルギーニも駄目でしょう。
さらに、家族で楽しむということを考えるのであれば、販売対象は主に父親、そして家族で休日にアウトドアを楽しみたいということであれば、別に会社役員や経営者などの富裕層に限る必要ななくいわゆる一般層、そしておそらくまだ子供がそこまで大きくない年齢ですから、30代から40代くらいがターゲットになるでしょう。
そうすると、だいたい年収400万円から600万円くらいで買えて、5人家族で移動出来て、バーベキューセットや折り畳みイス、テント、浮き輪などのビーチセットが乗る車が対象になります。
そうすると、型落ちの中古車とかじゃなければ、大体300万円から500万円くらいが販売価格になるはずです。
別の例を挙げると、私の場合は長距離走、マラソンが速くなりたい市民ランナーの方ですが、職種などは特に関係がないので、だいたい年収は500万円前後に絞るべきです。やはり速くなりたいという向上心を持つのは女性よりは男性ですから、男性を対象に絞り、なおかつ市民ランナーの方は中年以降に走り始める方が多いので、平均年収よりも少し高めで500万年程度を基準に取ります。
そして、お金をかけてまで学んで実践したいという方が対象となり、向上心や知的好奇心、知的探求心は高めの方になります。
知能もどちらかと言えば、高めの方が対象になります。知能が低いと駄目ということはないのですが、そもそも知能があまりにも低いとじっくりと数時間にわたる講義を受けようとか本を読もうということになりにくいです。
ましてやお金を払ってまで学ぼうとはなりにくいです。
ですから、知能は高めに設定します。
このように、ゴールが決まると対象者が明確になるので、自分がどのような情報を日々発信すれば良いかが明確になるのです。これが漠然と情報発信する人とそうではない人の違いです。
一番ありがちでひどいのは日記になってしまう人です。芸能人や有名人ならいざ知らず、一般人が日々どのように過ごしているかに興味がある人はほとんどいません。なにか特殊な任務についているとかであれば別ですが、ごく一般的な仕事をされている方の日常に興味がある方はほぼいません。
確かにやらないよりはやった方が良いという意味で言えば、なんでも良いから情報発信を始めた方が良いのですが、誰に向けた何のための情報なのかを始めに定めた方が成功する確率ははるかに高いです。
ちなみにですが、面白いことに一度商品を販売した後であれば、日記は有効になります。もちろん、毎日日記だと困りますが、たまに日々の出来事や感じたこと、思ったことなどをメルマガにしたためるとお客様との関係性が深まります。
恋愛に例えると、初めから自分のことばかり語られても困るけど、逆にある程度の仲になりつつあるのに、日常生活が一切見えない人とはそれ以上は深い関係にはなれないというような感じでしょうか。
継続的に取引していくのであれば、その人となりや普段の生活が謎に包まれているよりはある程度開示されている方が安心して取引されます。極論、テロリストやスパイや殺人鬼である可能性も排除できない訳ですからね(笑)
なんとなくその人の人となりが見えるだけでもなんとなく安心できます。
また、ゴールを最初に設定する、つまり販売する商品を先に作ってしまうことの最大のメリットは極論すれば、ブログ読者が一人しかいなくてもお金が稼げる可能性があることです。
多くの方がブログを書いてそのブログが人気になったら本を書こうと考えます。しかし、本当は順番は逆であるべきなのです。
そもそも論ですが、この世界は基本的には広く浅くか狭く深くしかありません。マクドナルド、スターバックス、コメダ珈琲、各種コンビニエンスストアがこれだけ幅広く事業展開しているのは扱っている商品が浅いからです。どの商品をとっても、そこそこの品質とそこそこのサービスです。そのお陰で価格が低いです。価格が低いから多くの人が利用できます。
多くの人が利用できるので、日本中もしくは世界中に展開出来るのです。
これが逆に近江牛や神戸牛のように品質重視でいくと、買う人は買うけど幅広く展開という訳にはいかなくなります。それでも、神戸牛や近江牛はまだ広く展開できます。
何故ならば、人間には全員食欲があるからです。
一方で、最近私が購入した大日本帝国陸軍将校用雨衣なんかはどうでしょうか?
欲しがる人は変態の部類に入るでしょう。その代わりではないですが、そこら辺の店では手に入らないので、欲しい人はなんとしても欲しいのです。そうは言っても、懐事情というのはあるものですから、価格は高すぎず安過ぎずに定まるのですが、いずれにしてもこういう商売は深く狭くでいくしかありません。
そして、実はネット起業で成功しやすいのは深く狭くです。浅い情報なんかこの世の中に履いて捨てるほどあります。どれもめぼしいものはありません。そうなってくると、そもそもの認知度の勝負や広告宣伝費の勝負になってきます。
要するに、産経新聞や読売新聞や朝日新聞やYahoo!やグーグルという超巨大企業と闘わなければならないのです。そう言った新聞社や検索エンジンを持っていない大企業と闘う場合、大企業の広告宣伝費は月1億円と言われています。年間ではなく月1億円です。
これらの巨人たちと闘うには狭く浅くの戦略は捨てるしかないのです。
ですから、実はそんなもの普通誰も興味ないよねくらいの情報発信でちょうど良いのです。当然、再生回数やブログの読者数は伸びません。だからこそ、先に商品を用意しておいて、10人がブログを読んでくれたら1人は書籍を買ってくれるくらいの状態を先に整えておくことが必要なのです。
人間というのは単純なもので、一人でも二人でも三人でも買ってくれたら、この先もどんどん稼げそうな気持ちになるものなのですが、1年やっても2年やっても収益化できないとほとんどの人、99%の人が諦めます。これが理由でネット起業は基本的には成功しないのです。
そうならない為にも、とりあえず1000円の電子書籍でも良いから、商品を用意して下さい。あるいは1時間3000円の講義動画でも良いです。なんでも良いからとにかく商品を用意して下さい。
ステップ2:セールスレターやセールスプレゼン動画を作成する
商品を用意したら、次はその商品をきちんと説明することが大切です。商品を売るということをあまり難しく考えてはいけません。どんな商品も興味がある人はあるし、ない人はない、買う人は買うし、買わない人は買わないのです。
ただ、買う人にきちんと説明出来ないと買うはずの人が買わなくなってしまいます。ですから、商品やサービスの内容は過不足なく説明出来ないと駄目なのです。先ほど、車の説明をさせて頂きますと、仮に家族5人でアウトドアを楽しめて、ローンを組めば自分の給料の範囲内で買えて、なおかつ買っても良いと思っている人がいたとします。
ところが、担当の方に「この車は天井をあけて星空を見ることは出来ますか」と聞いても「うーん、ちょっと分からないので上司に確認してきます」と答えたり、あるいは「それはその日の天気によりますねー」ととんちんかんな答えを返してきたり、さらに「この車、燃費が心配なんですけどリッター何キロくらい走りますか」と聞いてみると「だいたいリッター20キロぐらいですかね」と曖昧な答えが返って来たり、極めつけは「ローンを組みたいんですけど、月々いくらからローンを組めますか」と聞いてみると、「そうですねえ、普通の会社員の方ならまず問題なくローンを組めますね」とこれまたお茶を濁したような回答、一つくらい質問に答えられなくても、普通のことかもしれませんが、これが2個、3個続くと買いたくはなくなるでしょう。
少なくとも、その人からは買いたくなくなるでしょう。
セールスパーソンにとって最も恥ずべきことは今日自分から買わなかった人が明日別の人から全く同じ商品を購入することですが、現実問題これはよくあることです。
また、オンラインで商品やサービスを販売する場合にはありとあらゆる人に対応できるような説明が必要です。
商品を売ろうと考えるよりも、自分が扱っている商品や販売を過不足なく綺麗に説明するにはどうすれば良いのか、これを考えて説明責任をきちんと果たすことが大切です。その上で、買わない人は買わないので、これはどうしようもないでしょう。それよりも、ステップ3を考えた方が良いです。
ステップ3:ブログやユーチューブで興味のある人を集める
ここまでやって、それからやっとブログやユーチューブなのです。とにかく、初めに何も考えずにただ漠然とがむしゃらにブログを書き始めたり、ユーチューブに動画を投稿したりという方が多く、真面目に続けていれば、きっといつかは報われると星に願うような気持ちで続ける方がいらっしゃいます。
かつての私もそうでした。
しかしながら、事実は成功する人は成功するべくして成功するのであって、決して偶然ではありません。ついつい我々は成功する人を見ると「あの人は運が良かっただけ」と言ってしまうし、考えてしまうものですが、本来は謙虚にあの人と自分の違いはなんだろうと考えてみるべきでしょう。
成功する人はステップ1からステップ3までの逆算がきちんとできているから成功するのです。
一方で、成功しない人は偶然に頼ってただただ情報を発信し続けているだけなのです。
ですから、もしもあなたがステップ1とステップ2を緻密に作り上げたのであれば、ステップ3はそれほど難しくないはずです。
何故ならば、相手が求めるもの(実現させたい願望と抱えている悩み)が明確になり、対象者が明確になり、販売する商品やサービスも決まっているのですから、自然と出すべき情報は絞られているはずだからです。
ちなみに、毎回ネタがかぶらないように気を付けているけれど、どうしてもネタがかぶってしまう、どうしようと悩まれる方も多いのですが、これは杞憂です。
先ず第一に、皆が皆こちらが出している情報を全て見ていると思ったら大間違いです。大半の人はこちらの話を1割くらいしか理解していません。
第二に、人の記憶力も理解力も一度聞いた程度で理解出来るようになってはいません。一度聞いただけで記憶出来て理解出来る優秀な人は全人口の1%程度でしょう。
第三に、無料で全部教えてしまったら、有料の商品に進む理由がなくなるではないですか。そろそろ、無料の情報には飽きてきたから有料の商品に進もうと思わせるくらいでちょうど良いのです。
以上がネット起業してお金を稼ぐための3ステップです。少しでもあなたの参考になりますと幸いです。
最後にネット起業のための3ステップについてもっと詳しく学びたいという方にお知らせです。現在拙著『情熱を金に変えろ』(3000円)という書籍の原稿データをPDFファイルにて無料でプレゼントさせて頂いております。お受け取りになられたい方は是非こちらをクリックして、お受け取り下さい。
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