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パソコン一台で時間とお金の自由を手に入れる3ステップ

更新日:8月7日

 あなたはインターネットさえ使えば、週五時間の仕事で勝手に月に100万円、200万円、300万円売れていくと思っていませんか?


 実は技術信奉の強い日本人はこう思いがちなのです。要するに、インターネットという新技術が人々の暮らしを劇的に変えてくれる、でも、その秘密が世の中に広まっていないだけと。


これ、大間違いです!


 インターネットは所詮媒体でしかありません。ですから、先ずはオフライン=現実世界、物理世界で通用するだけのあなたの情熱が必要なのです。情熱とは知識、経験、技術と等しいです。あなたが本当にその分野が好きならば、世の中に大半の人よりも知識があり、経験があり、技術があるはずです。才能や素質は言い訳になりません。


 何故なら、私が言っているのはオリンピック選手並みの技術や身体能力、ノーベル賞獲得する並みの知識や経験ではなく、あくまでも大半の人よりも知識、経験、技術があるということだからです。


 早い話が町のインストラクターとか塾講師、学校の先生並みの知識、経験、技術で構わないのです。それすらなければあなたにその物事を「好きだ」と言う資格はないでしょう。


 そして、もう一つが対面で商品を販売できるセールススキルです。セールススキルとは人を説得し、実際に行動してもらう技術です。もちろん、根底にあるのは誠の心です。戦中の陸軍中野学校では「謀略とは誠なり」と教えていました。


 現地の人間から信頼され、有益な情報を得るには誠の心、つまり相手にとって、ひいては相手国にとって利益になることをやるのが一番である、その誠の心こそが謀略においては最も強力であるということです。セールスも同じです。


 相手と自分で共通のゴールを設定し、相手にとってのメリットを理解させ、そして相手にそれを信じさせ、実際に行動させる、これがセールススキルです。このセールススキルは絶対に身につけなければいけません。


 これが出来なければ人の役に立つことは出来ません。人の役に立つことが出来なければ、起業することは出来ません。それが資本主義のルールです。


 計画経済機構においては、言われたことさえこなしておけば、きちんとお金がもらえます。ある意味では雇われるというのもそういうことでしょう。最近の判例を見る限り、一生懸命仕事をしていたのに、解雇された場合には雇用側の責任を問われます。


 つまり、基本的には言われたことを一生懸命しておけば、労働者の側に責任はないという考え方です。一方で、起業の方はそういう訳にはいきません。何が起きても自己責任です。あなたが相手に対して何らかの価値を提供できなければ、収入はありません。


 そして、これも重要なことですが、「実際に相手に価値を提供すること」と「相手に価値を提供することが可能なこと」は全くの別物なのです。あなたにどれだけの能力があろうとも、実際に相手に選んでもらえなければ、あなたが相手に価値を提供することなど出来ません。


 ここを勘違いしてはいけません。あなたがどれだけ凄い人間であろうとも、あなたのサービスやモノを使うかどうかを決めるのは相手なのです。ですから、相手に実際に行動に移してもらえるだけの説得力=セールススキルがないといけないのです。


 そして、その説得の天才こそが詳しくは後述するジョルダン・ベルフォート氏であり、彼の直線説得法を学ぶことで、多くの方が人生を大きく変えてきました。


 そして、ここからがユーチューブやブログのメリットですが、先ずは無料で情報を提供しているので、その楽しさを教えることから始めることも可能になります。要するに、走ることの楽しさが分からない人に走ることの楽しさを教えるということから始めることも可能であるということです。


 そして、走ることの楽しさを知った人が後にもっと速くなりたい、誰かから学びたいとなったら高確率で私を選んでもらえます。そういうメリットもブログやユーチューブにはあるのです。


 対面でものを教えることが出来る、一対一でもモノやサービスが売れるということが先ずは基本ではあるのですが、それでもブログやユーチューブはオフラインビジネスとは少し違います。最も大きな違いを二つ挙げると、一つ目はユーチューブやブログを使えば一対多数のセールスが可能になるということ、そして二つ目はユーチューブやブログを使えばデモンストレーションが可能になるということです。


 一対一でセールスをする場合には、その営業コストも考えるとなかなか無料で何かをしてあげるという訳にはいきません。例えばですが、なかなか家庭教師の一回目が無料になるということは難しいでしょう。もちろん、無しではありませんし、実際にそのようにしている人もいます。


 ですが、ハードルとしては高くなります。高額商品になればなるほどそうです。家庭教師やマッサージ初回無料くらいになれば、提供しているところもありますが、なかなかそういう訳にもいかないと思います。少なくとも私は嫌です。


 ですが、ブログやユーチューブくらいだと実際にデモンストレーションが可能になります。特に私の場合はユーチューブもほぼ無編集ですから、コスト的にも全然大丈夫になってきます。見る方も一対一だと悪いなという気持ちにもなりますが、ブログやユーチューブだとそういう気持ちにもならないでしょう。


 ここでいうデモンストレーションというのは実際に、私があなたに対して有益な情報を提供できる、私はあなたの役に立つことが出来るというデモンストレーションです。


 因みにですが、自分が相手の役に立つことが出来るということを伝えるには3つの方法があります。1つ目は、自分がいかに凄いかを説明することです。2つ目は、他の人に自分がいかに凄いかを語ってもらうことです。口コミです。3つ目は、実際にデモンストレーションすることです。もちろん、最も効果的なのは、3つ目の実際にデモンストレーションすることです。


 そんな訳で、一対一のセールスとインターネットを使って情熱をお金に変えるのは少し異なる戦略が必要になるのです。それでは、実際に専業ブロガー、専業ユーチューバーになる為の3ステップを見ていきましょう!


ステップ1:媒体とテーマを決める

 ステップ1は媒体とテーマを決めるのですが、この決め方は簡単です。これはブログとユーチューブが収益化できない理由の一つ目を考えていただければ、お分かりいただけます。


 理由の1つ目は、実はそこまで好きではない=継続できない、情熱が読み手や聞き手に伝わらない、個性が確立できないという点です。この項目をクリアするにはあなたが好きなテーマと好きな媒体を選ぶ必要があります。


 私が初めに選んだテーマはランニングに関するあれこれです。そして、現在はランニングに関するあれこれに加えて、会社経営に関するあれこれです。テーマはこれです。このテーマに関しては、冗談抜きであなたが大好きなものじゃなければ無理です。


 そして、大好きということは自動的にその分野に精通しているということです。精通しているというのは世界一という意味ではありません。日本一という意味ですらありません。ある意味では、その他大勢です。


 ですが、もしあなたがパソコン好きならパソコンに関しては私の10倍以上の知識はないといけません。私はそこまでパソコンに興味がありません。仕事をするうえで、重要なツールですが、パーツや各社商品の違いや、用語についてそこまで深く理解しているわけではありません。もし、あなたに私の10倍以上の知識があれば、私はパソコンを買う時にあなたに相談し、あなたから買うでしょう。


 あるいはお酒が好きなら、やはり私の10倍以上の知識は必要です。私はお酒をほとんど飲みません。ですが、人にプレゼントすることもあるでしょうし、好きな女性とデートする時には女性にも人気で、なおかつ安全に帰れるようにそこまでアルコール度数の高くないものをリサーチする必要もあるでしょう。その時にあなたがお酒に関して私の10倍の知識があれば、私はあなたからお酒を買います。


 次に媒体の決め方ですが、これもあなたの好きなものを選んでもらって構いません。先ず大きく分ければ、文章を書くのが好きなのか、それとも話すのが好きなのかということでしょう。


 このうち、話すのが好きという方は、プラスで動画編集するのが好きなのかどうか、映像として見せるのが好きなのかどうかということもよく考えてください。最低でもオープニングとエンディングくらいは編集を入れないとメリハリがつきません。また、ユーチューブに関してはサムネイルもしっかりとしたものを作らないと、やっていけません。


 因みに私は話すのは好きですが、サムネイルを作ったり、動画編集したりするところまでは面倒くさくてやってられません。有料のものには編集をしますが、無料のものにまでやっていられません。そこで、話すのは好きだけれど、編集をするのは好きではない、若しくは無理という人はポッドキャストやラジオを運営するという方法があります。世間では今の時代はYouTubeなどと言いますが、私はあまり媒体にこだわる必要はないと思います。


 何故なら、皆が使っているプラットフォームは視聴者の分母も多い代わりに競争も激しいからです。動画の世界で名実ともに日本一をとりたいのであれば、YouTubeが絶対かもしれませんが、そこまでの気持ちが無いなら、文章を書くのが好きならブログ、話すのは好きだけど、映像加工はそこまで好きじゃないというのであればポッドキャストが良いと思います。


 それでも、絶対に認めないといけないのは、ユーチューブが指数関数的に視聴回数が増えていくほぼ唯一のプラットフォームだということです。再生回数が増えれば増えるほど、多くの人に表示されるので指数関数的に増えていきます。


 最近はインスタグラムのリールもそういう傾向が見られるかもしれません。B to Bなどの場合は映像編集が甘くても収益化は比較的容易ですし、あとはほぼ無編集で収益化に成功しているユーチューバーの方もいらっしゃいますので、何事も断定は危険です。


 とにかくこれに関しては、やってみないと分からないことも多いですし、これを書いている今もまさにクラブハウスという新しいプラットフォームが出てきているので、細かいところまではこれが正しいとは言えません。


 但し、どれだけ時代が変わっても所詮、媒体は媒体にすぎないということは理解してください。一番大切なのはあなたが伝える情報そのもので媒体はそこまで重要ではありません。但し、Facebookでシェアできるプラットフォームにはしておいてほしいと思います。その理由はFacebookページにシェアして広告宣伝費をかけることも重要だからです。


 先ずは質の高い情報発信をするということが重要ですが、質の高い情報が世の中に勝手に広まるわけではありません。特に初期においては、先ずは自分が無料で作成したコンテンツに広告宣伝費をかけてください。この広告宣伝費は最終的に収益化したお金を回していくので、収益化の戦略が明確になっていないといけないのですが、これについては後述します。


 最後にテーマをもう少し掘り下げて、書いていく内容の方向性ですが、この内容についても基本的にはあなたの好きなことを書いていけば良いのですが、最低限のルールというものはあります。それは相手にとって役に立つということです。それがどのような方向性で役に立つのかは私の方からは言えません。


 あなたの専門分野ですから、あなたの方が詳しいでしょう。例えば、ブロガーやユーチューバーとして生計を立てられるようになるというテーマに絞って書いたとしても知っておくべきことはたくさんありますから、ネタに困ることはありません。ただこれが、ブロガーとしての私の一日みたいな日記のような記事だとあまり役に立ちません。「それを知ったところでどうすんの?」という記事です。


 たまには息抜き的な意味あいでそういう記事があっても良いかもしれませんが、基本ベースは相手に役立つ記事を届けることで、私の日常生活なんてどうでも良いんです。またあなたがその分野の専門家であるということが伝わるということが重要です。これは自然と伝わるという意味です。要するに、その分野の専門家であるからこその内容を視聴者や読み手は期待しているということです。


ステップ2:販売する商品(サービスを決める)

 ステップ2は販売する商品やサービスを決めるということです。何故かこれのない人が多いです。因みに私もそのうちの一人でした。私がどうすればブログで生計を立てられるか調べた時、よく出てきたのはグーグルアドセンスやバナー広告によるアフィリエイト収入でした。


 どちらも、お金にならないので忘れてください。仮にそれで収益化できるのであれば、あなたはそれよりもはるかに多くのお金、おそらく10倍くらいは稼げるはずです。グーグルアドセンスもバナー広告もあなたのサイト利用の利便性を下げる割に、広告収入は少ないです。


 その商品が売れる確率は少なく、仮に商品が売れたとしても、コミッションは激安です。一番コミッションが高くなるのは、あなた自身の商品を販売することです。これはサービスでも構いません。


 二番目は、直接交渉でどこかの会社と提携を結び、フルコミッションのセールスパーソンになることです。フルコミッションのセールスパーソン契約を取ることは信頼関係さえ出来ていれば、難しくはありません。


 何故なら、フルコミッションということは会社の方としても、マイナスになることが何もないからです。想像してみてください。あなたはある会社の社長だとしましょう。仮にランニングシューズを売っているとしましょう。そこに一人の人が現れてこう言います。


「社長、私はランニングシューズに関する記事を多数執筆しているブロガーです。一記事当たりの読者数は300人程度で、月間に1万人くらいが私のブログに訪れます」


 実際に見てみると、ランニングシューズを販売しているあなたの目から見てもしっかりとした記事を書いていました。次にこの人があなたにこう言いました。


「社長、実は御社のシューズを私のサイトで販売したいのです。その代わりに売れたら利益のうちの50%を頂けませんか?」


 あなたなら何と言いますか?


「勿論、喜んで!」と言いませんか?


 もちろん、そうおっしゃるでしょう。経費を一切かけずに売り上げが増えるのですから、断る理由がありません。仮に売れなかったとしても、あなたは損しないのです。勿論、ここでは記事内容がしっかりしていればの話ですが、記事内容がしっかりしていれば問題ありません。


 因みにですが、どこかの企業の社長さんに見せても胸を張れるような記事を書いた方が、売れるブログが書けます。別に他の企業と提携する必要は一切ありません。でも仮に提携しなかったとしても、そのくらいのレベルのものを書いた方が個人としても売れます。他の問い方をすれば、この観点はあなたが一人社長としてやっていけるかどうか、要するに起業できるかどうかの大きな分かれ道なのです。


 あなたがワインに関する記事を書いたとして、ワイン会社の社長さんに見せるのが恥ずかしいような記事では、起業したとしてもどのみち上手くいかないのです。


 それはともかくとして、収益化のステップ2は売る商品を決めるということです。この商品は有形物であれば、自分で商品を仕入れても良いと思います。車を売るとかロレックスを売るとなれば、さすがにフルコミッションのセールスパーソンとして働いた方が起業のリスクは少なくできますが、数万円程度の商品であれば、そこまでリスクは高くありません。


 在庫を抱えるリスクを考えると、他社商品を紹介することで、その紹介料(コミッション)をもらった方が良いという人も多いですが、この世の中はリスクとリターンは基本的に釣り合います。自分で仕入れて自社商品として売った方が、儲けは大きくなります。


 そして、商品販売に関しては多くの人が考えている人ほど難しくないので、リスキーではないと思ってください。収益化できない大きな理由は、商品販売の仕方が分からないということと、ブログやユーチューブは商品販売の手段であるということを理解していないことです。


 販売商品(サービス)を選ぶ上での一つのポイントは、世の中にありふれている商品ほど参入は簡単かもしれないけれど、生き残るのが難しい、一方で参入が難しい業界ほど、一度入れば生き残るのは優しいということです。


 分かりやすいように例を出すと、人々から認知されていて、なおかつ価格も安価で需要も多いという意味では、ワインなんかは比較的参入は容易です。世の中のほとんど全員がワインというのがどういうものか分かっています。


 そして、潜在顧客という意味では、二十歳以上の人は全員潜在顧客です。私はほとんどお酒を飲みませんが、ごくたまにワインを飲みますし、知り合いにプレゼントすることもあります。手土産で買うということまで考えれば、成人の全員が潜在顧客と言えると思います。


 そういう意味では購買のハードルは低いのですが、ただワインを販売している会社は世の中に無数にあるので、あなたかから買った方が良い理由を提示するのは難しいです。一度は成功したと思っても、次から次へとあなたのライバルが出てくるでしょう。


 その対極にあるのが、弊社のような商品です。ランナー向けのオンライン講座を販売している会社も直線説得法に関するコンテンツを販売している会社も弊社だけです。世の中にないものを作って販売しているので、立ち上げのエネルギーは半端なく必要です。


 そもそも直線説得法って何?とかジョルダン・ベルフォートって誰?とかいうこところから始まって、結局それを受講したらどうなるの?というところまで全て知ってもらう必要があります。


 顧客の獲得は困難を極めます。しかしながら、一度安定して売れるようになれば、後は上がることはあっても、下がることはありません。認知されるまでは厳しいのですが、ライバルはいません。まさに独壇場です。そして、自分でコンテンツを作って販売するので、利益率も高いです。


 では、あなたはどちらを選ぶべきなのでしょうか?


 これは私には分かりません。あなたがワイン好きなら、ワインを売るというのもありですし、ワインに関する本を売るのもありでしょう。ワインを使った料理のレシピ本やそれぞれのワインの特徴と歴史、産地、産地の気候、価格、そのワインに合う料理やおつまみを紹介するというのもありでしょう。


 選択肢は無数にあるので、あなた自身が決めるしかありません。ここでは原理原則をお伝えしておきましょう。それは薄利多売の商品は多くの資本を持つ者が勝ち、資本を多く持たない者は専門職に徹して、顧客一人当たりからの収益を増やすのが良いということです。


 そして、後者の道を選べば、ブログやユーチューブとの相性は良くなります。何故なら、見込み客はあなたから買う理由があるからです。結局のところ、誰から買ってもそれほど差が無いなら、資本の大きい方が勝ちます。


 圧倒的な販路の確保や大量仕入れによる仕入れ値下げ、大規模な広告宣伝によって、大手が勝ちます。そもそもの話をすると、誰から買っても大して変わらないとなると、単純接触回数が多い方やイメージの良い方が勝ちます。


 ですから、マクドナルドやレッドブル、コカ・コーラは強いのです。あなたは人生で今まで何回マクドナルド、コカ・コーラ、レッドブルの名前を聞き、テレビCMを観ましたか?私は数え切れません。


 こうなってくると、私が今更カフェイン入りのブドウ糖液を作って販売したとしても勝つのは難しいです。価格ももともと数百円なのですから、大幅値下げも不可能です。結局、どっちから買っても一緒なら、単純接触回数の多い方が勝ちます。また、感性の勝負になれば、イメージ広告を何本も打っているレッドブル、コカ・コーラに勝ち目はありません。


 ということは、あなたから買わないといけない理由を作れる商品の方が実は強かったりします。但し、収益化に関して明確な戦略が無ければ無理です。これがブロガー・ユーチューバーになるためのステップ3、販売戦略の構築です。


ステップ3:販売戦略の構築

 私がブロガーとして生計を立てることが出来なかったとき、一番の課題は実は新規顧客の開拓でした。私のブログを読んでくださった方からの評価は結構高かったのです。実際に1万円くらいのコンテンツであれば、メルマガ登録者の20%くらいが購入してくださいました。この20%という数字はかなり高いのですが、新規顧客を開拓し続けることが出来ませんでした。


 そんな時、ぼーっとある映画を観ていました。その映画のタイトルは「ウルフ・オブ・ウォールストリート」です。レオナルド・ディカプリオ主演の映画でジョルダン・ベルフォートという実在の人物が主人公のモデルであるらしいということが分かりました。


 その映画を観ていると、ジョルダン・ベルフォートが電話だけで次々と数十万円の契約を決めて、会社がどんどん大きくなっているではありませんか。一回の商品販売で数十万円のコミッションというのは当時の私からすれば、夢のような数字でした。


 それを見て私は閃きました。こうやって一件一件電話をかける代わりに、一件一件SNSでメッセージを送っていけば、商品が売れるのではないかと考えました。但し、どうすれば良いのか分からなかったので、ジョルダン・ベルフォートのScript Builderというオンライン講座を購入しました。


 これはセールススクリプト=営業台本の書き方について解説されたオンライン講座です。メッセージで商品販売するなら、身体言語や声のトーンは関係ない訳ですから、スクリプトさえかければ商品は売れます。ついでにこの時にStraight Line Persuasion Systemというコンテンツも買いました。


 このScript Builderで学んだ内容を実践してすぐに月30万円を超えました。この時点で、私はインターネットさえあれば、世界中どこにいても商品が売れる環境を作ることが出来るようになりました。「おいおい、話がブロガーやユーチューバーからずれてきたぞ」と思われるかもしれませんが、ここは私がブログだけで収益化する通過点として非常に重要なところなので、もう少し話にお付き合いください。


 ところで、このやり方で私はすぐに壁にぶつかりました。一つ目の壁は「ブロガーとしての俺はどこにいった?」というものです。私が好きなのは、勉強し、文章を書くことです。ところが、ブログからの収益化が出来ていません。勿論、ブログに質の高い記事を書き続けたという圧倒的な信頼がお金になったのですが、直接的な販売には成功していません。


 2つ目の壁は一対一のセールスなので、自動的に限界点があることです。当時私は高くても2万円のコンテンツしか販売していませんでした。インスタで一件、一件ランナーさんにメッセージを送っていたのですが、これでは時間的な限界があったのです。


 しかも、私はそもそも携帯電話を使うのが好きではありません。仕事であろうと、プライベートであろうと、そこまで携帯電話は使わないのです。


 休むときは休む、仕事をするならパソコンで集中して、手早く文章を打つというのが好きなのです。さっきから、好き嫌いでばかり仕事を決めていますが、あなたもブロガーやユーチューバーとして生計を立てていくならトコトン我がままになってください。


 その代わり、並大抵の情熱ではできない道を歩むのですから、少しでも自分の好きな道を選んでください。話を元に戻すと、時間的な限界と、私のモチベーションの問題として、このままでは年収一億円にはならないぞと思ったわけです。


 何とかしなければいけないと思った私は、次はジョルダン・ベルフォートのStraight Line Marketingというコンテンツを買いました。そこに書かれた内容を実践し、私は初めて一記事で20万円を稼ぐという結果を残しました。ついにブログとメルマガとユーチューブ動画だけで月に50万円稼ぐという結果も残しました。


 では、私が一件一件メッセージを送って販売していた経験は役に立たなかったのでしょうか?


 勿論、そんなことはありません。何度も言いますが、ブログやユーチューブというのは媒体にすぎません。ということは一件一件メッセージを送って販売していたのを自分が一件一件メッセージを送るのではなく、ブログとユーチューブ動画にやってもらえばよいのです。そうすると、一対多数の商品販売が可能になるので、年収一億円も可能になるという訳です。


 因みに私自身はジョルダン・ベルフォートのコンテンツを買えば買うほど、成果につながったので、調子に乗って結局一番高いStraight Line Certificationというオンライン講座も買ってしまいました。ということで、Script Builder450ドル、Straight Line Persuasion997ドル、Straight Line Marketing598ドル、Straight Line Cetification9997ドル=合計約120万円分のコンテンツを受講しました。