• 池上秀志

起業家が絶対に熟考すべき1つのこと

 突然ですが、あなたは起業したいと思うでしょうか?それとももうすでに起業されていますでしょうか?今回の記事は起業したい方かすでに起業されている方向けのブログですので、それ以外の方はこちらの記事をすぐに閉じてください。では、起業されている方に質問させてください。あなたはどうして起業したいと思ったのでしょうか?これから起業したいと思っている方にも質問です。あなたはどうして起業したいと思われているのでしょうか?


 きっと答えは様々だと思います。ですが、だいたい3つの答えに収斂されるように思います。


・自分の専門性や好きなことを活かして仕事がしたい


・お金持ちになりたい。


・自由なライフスタイルを構築したい


 この3つのどれか1つ、もしくはすべてに当てはまるのではないでしょうか?もちろん、この3つが全てだという意味ではなく、これ以外にもあるでしょうし、またこの3つの要素もさらに細分化することが出来るでしょう。


 ちなみにですが、私はこの全てに当てはまります。簡単に私のことを紹介させて頂きますと、私はランナー向けのオンライン講座を販売しながら、同時にランナー向けの治療器具やセルフケアグッズを販売しています。自分の仕事をこよなく愛し、そして仕事の大半はブログの執筆、メルマガの執筆、新しいコンテンツの作成です。つい先日ブログで月100万円を達成したばかりで、お金持ちとはまだ呼べる段階にはありませんが、会社を立ち上げてたった1年4か月で、ランナー向けのオンライン講座という世の中に存在しないものを販売しての数字達成にはささやかな満足感を持っています。


 ただ、実は私がお金の10倍くらい満足しているのが、自分の専門性や好きなことで人の役に立てるということと自由なライフスタイルを構築できていることです。勿論、お代は頂いていますので、人の役に立っていると言っても「施している」という気持ちは全くなく、寧ろやらせて頂いているという感覚ではあるのですが、それでも「体が変わりました」「気持ちが変わりました」「こんな記録が出ました」「目からうろこでした」などなどのお言葉を頂くと天にも昇るほどの気持ちになります。


 同時に起業家、セールスパーソン向けのオンライン講座も販売しているのですが、「これは本物です」「的確過ぎる内容です」などのお声を頂くとやはり天にも昇る気持ちになります。そこに胡坐をかかないようにしようとは思っていますが、これがお金以上に仕事に向かう原動力になることは間違いないです。


 それから、自分の自由なライフスタイルを構築することが出来ることも大きいです。基本的にはオフィスも抱えていませんし、出社時間も退社時間もありません。時には朝の4時くらいから仕事をすることもあれば、夜の10時くらいまで仕事をすることもありますが(朝型人間なので夜はあまり仕事しませんが)、いずれにしても自分で自分のスケジュールを決めることが出来ます。ちなみに、私は一日10時間とか長時間労働しても仕事の質が落ちて、かえって生産性が落ちるので長時間労働はしません。これは嫌だからやらないのではなく、生産性が落ちるから意識的に長時間労働を避けているのです。


 その代わりと言ってはなんですが、休みの日は基本的にありません。基本的には仕事をこよなく愛しているので、毎日何らかの仕事はしています。そして、この前の朝ふと自分の口から「今日はどこで仕事しよっかな」という言葉が出たときに改めて「20代で今日はどこで仕事しよっかな」って本気で言える人生って幸せやなと思ったんです。今これを書いているのも昨日までは「ミスドで仕事をしよう」と思っていたのですが、別のローカルなハンバーガー屋さんでカフェラテを飲みながら仕事をしているのですが、こういう些細なことにとても幸せを感じます。


 という訳で、起業する大きなメリットはこの自由なライフスタイルを構築するということだと私は思っています。これは例え億万長者であったとしてもプロ野球選手や大企業の雇われ社長には出来ないことです。私はインターネット起業をしたので、更に自由度は高いのですが、店舗を構えるにしても田舎が好きな人は田舎、山が好きな人は山の中、海が好きな人は海の見える町、都会が好きな人はタワーマンションにでもオフィスを構えれば良いのではないでしょうか。日本国内に限定する必要性も全くありません。


 ところが、この自由なライフスタイルを構築するというのが往々にして仇になります。何故なら、自分で自己管理が出来ていないといけないからです。そして、起業家に必要な自己管理は大きく分けて体調管理とお金の管理と時間の管理があると思います。この3つのどれもが重要なのですが、私はトップにあげるのは時間の管理だと思います。何故なら、時間がきちんと管理できる人は体調管理のためにきちんと食事を準備したり、睡眠時間を確保できる時間が取れるからです。


 私はこの時間管理の重要性について二人の偉大な起業家から学びました。一人目はマーク・アセッタさんというMLM(ネットワークビジネス)のギネス記録保持者でもある方です。この方が日本でセミナーをされたときに同時通訳をしたのが実は私です。このセミナーでマーク・アセッタ氏がおっしゃっていたのが、次のようなことです。


「あなたが世界一の弁護士だとしてもクライアントがゼロなら収入はゼロだ。商売とあなたがその分野でどれだけ優れているかは直接的には関係がない。もちろん、最低限の能力やスキルは必要だが、世界一法律に詳しくてもクライアントがゼロなら収入がゼロだという事実に変わりはない。だから、起業家にとって重要なのは自分の活動の中で最も大きな利益を生み出す行動が何なのか理解することだ。そして、それを理解したら、自分の活動の中で最も大きな利益を生み出す時間帯を理解することだ。最も大きな利益を生み出す時間帯に、最も大きな利益を生み出す活動に集中することが最も重要なことだ」



 非常に単純明快な真理なのですが、結構起業家はこの重要な真理を見落としてしまいます。ここでもう一人の偉大な起業家サブリー・スービーの言葉も紹介しましょう。彼は自宅の寝室で起業してから7年間で彼自身と彼のクライアント合わせて400億円の売り上げをマークした起業家です。彼は「忙しいということと生産的であるということは全く別物だ」と言います。ここで彼の著書『Sell Like Crazy(あほみたいに売れ)』から二つの例を引用しましょう。


 一人目のビジネスオーナーは8時に起きて、朝食をとってから9時半に仕事に取りかかります。夜の間に来ていたメールに返信し、生産的な仕事にとりかかえるのが11時になります。1時間生産的な仕事に取り掛かるともう12時で昼食を摂り、オフィスに戻ると1時半、また返信しなければいけないメールが来ており、返信していると午後の2時半です。再び生産的な仕事に取り組むための集中モードに入るのに15分を要し、一時間集中して取り組むと午後3時45分になります。それから顧客や依頼人に電話をかけて終わると午後4時半、そこからさらに何件かのメールに返信し、午後5時半には仕事を終えて、帰路につきます。


 この一人目のビジネスオーナーの例では、生産性のある仕事に費やす時間が2時間です。もう一人のビジネスオーナーの例を見てみましょう。


 彼は4時に起きて、オーディオブックを聴きながらジムに向かいます。新しい情報を仕入れ、勉強しながらの45分間のワークアウトを終え、サウナに向かいます。体も頭も整えて、シャワーを浴びて、オーディオブックを聴きながらオフィスに向かい、仕事に取り掛かるのが7時、そこからメールのチェックなどは一切せずに生産性のある仕事に取り掛かります。9時になるころには、深い集中状態での仕事が2時間続いています。それから20分間で、朝食をとり、コーヒーを飲みます。この時9時20分、それから2時間再び生産的な仕事に100%集中します。それが終わって11時20分、そこからメールを確認し、不必要なものは削除し、必要なものは返信し、それが終わるのが12時、それから昼食を摂って、仕事に戻るのが12時45分、それから雑務などを1時間15分間こなし、14時に再び生産性の高い仕事に戻ります。そこから2時間仕事をして、午後4時には仕事を終えてオーディオブックを聴きながら家路につき、帰宅すると子供の世話をして、夕食をとり、午後6時半には自分の仕事を成長させるための本を読みます。それから午後8時からのんびりとネットフリックスでも見ながら、午後9時半には就寝という生活です。


 二人目のビジネスオーナーもクレージーな仕事量とは言えません。おおよそ8時間労働でしょうか。ですが、この8時間のうちの6時間は生産的な仕事です。いくら12時間仕事をしても生産的な仕事が4時間しかなければ、8時間労働で6時間生産的な仕事をしている人には勝てないでしょう。


 ここで問題となるのが生産的な仕事って何?ということです。先ずこれが分かっていないと話になりません。これに対する私の答えは見込み客と初めて接触してから、実際に商品を販売するまでの一連の流れに関係のある活動が生産的な仕事です。ここで改めて説明しておくと、商品とは全ての商売において「顧客の願望実現のサポートをするか、お悩み解決をするかのどちらか」です。要するに、例え車の販売をするのであっても、実際の商品はその車に乗ることによって得られる優越感であったり、満足感であったり、贅沢感であったり、家族との素敵な週末の時間であったり、彼女との素敵な時間であったりする訳です。ということは、車を販売した後であっても、実は商品販売自体は続いていて、車に不具合があればそれに対応するのも生産的な仕事です。


 私で言えば、たいていの場合は目標達成がしたくて私のオンライン講座を購入されるわけですが、購入後のサポートも立派な生産的な仕事です。何故なら、オンライン講座を購入した時点から私の真の商品販売は始まっているからです。そして、購入前は商品販売というよりはただのオンライン講座の販売ですが、先ずはオンライン講座を買ってもらわないことには始まらないので、見込み客を顧客に変えていく必要があり、当然この過程も生産的な活動に値します。


 こうやって書いていくと仕事が多岐にわたるように思われるかもしれませんが、その中でも更に優先順位をつけていくことが大切です。その優先順位のつけ方は人それぞれと言いますか、販売の仕方によっても変わるし、販売する商品によっても変わるし、時期によっても変わります。


 もう一つの考え方は会社が大きくなった時に、人を雇ってやってもらう仕事と自分にしか出来ない仕事を考えるということです。起業した当初というのは余裕がないことがほとんどで、人を雇うことは難しいかもしれません。ですが、そういう場合でも想像を働かせて、もし人を雇うならその人にどの仕事をお願いして、自分はどの仕事をやるでしょうか?生産的な仕事とは、往々にして自分にしか出来ない仕事です。逆の言い方をすれば、誰でも出来る仕事で起業するのは難しいでしょう。確かに厳密に世界中で自分にしかできないというのはちょっと言い過ぎですが、それでも専門家にしか出来ない仕事じゃないと起業は無理です。そうやって考えたときに、自分にしか出来ない仕事は何か?人に振っても大丈夫な仕事は何か?これを考えることが生産的な仕事を見つけるもう一つの方法です。


 最後によくありがちな人脈増やすこと重要論に反論しておきましょう。確かに人脈を増やすことは重要です。でも、何度でも書きますが、きちんと商品販売の経路を作り上げれば、常に目の前に自分を必要としている顧客や見込み客がいるはずです。それが出来ていないのは、セールスファネルを正しく作れていないからです。もしくは、自分の技能が低すぎるのです。いずれにしてもとりあえず会ってみる、とりあえず訪問してみる、とりあえず繋がりを増やすことほど時間の無駄になることはありません。人脈を増やすことに反対しているのではありません。とりあえず繋がりを作っておくことが時間の無駄なのです。人と会う時は目的を明確にし、熱意の低そうな見込み客とのアポイントや訪問は丁重にお断りするのも重要です。何故なら、きちんとセールスファネルを作り上げていれば、他に熱意の高い顧客や見込み客がいるはずだからです。


 また携帯電話の電源を切っておくこともおすすめします。ちなみにオンライン販売に関するテクニカルな部分をお伝えしておきますと、使うSNSアカウントは自分が販売する商品に応じてやはり優先順位を決めるべきです。私の場合は、インスタグラムは惰性で使っているけど、期待はほとんどしておらず、メインはフェイスブックです。ツイッターとリンクドインは一応アカウントがあるだけです。またSNSでいいねやフォロワー数、チャンネル登録者数を増やすことには何の意味もありません。ご参考までに。


最後にこれから起業したい方、すでに起業されている方へ

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役 池上秀志

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 2017年9月からブログを書き始め、サイトの収益化に苦戦する。サイトを立ち上げてから初めの約2年半はほぼ無収入。ウォールストリートで年に50億円稼いでいたセールスの天才ジョルダン・ベルフォートより直線説得法を学び、初めての月間20万円、30万円、40万円、50万円と記録を更新し続け、3回目の緊急事態中に自宅から一歩も出ずに月100万円を達成。

 

 現在はブログやユーチューブなどの無料コンテンツの利用者は月間10万人、オンラインと電話だけで、対面営業無しで年間数百人の新規顧客を開拓し続ける。好きなことを仕事にしたい人や顧客獲得に悩む経営者の悩みを解決し、サポートしています。

​ ジョルダン・ベルフォートの直線説得法認定コースを2021年4月2日に修了する。